★ story 114 名前 ページ20
雲雀｢さ、先程草食動物が話していたんです･･･。
白夜様の、その･･･｣
私はジッと雲雀の澄んだ目を見る。
｢･･･続けろ｣
雲雀｢･･･不評を、ズラズラとでかい顔で言っておられたんです。
白夜様は化け物だ。
白夜様は綺麗なものしか愛さないと｣
とりあえずそいつのことを蹴りとばしたい。
雲雀｢その時、頭が真っ白になったんです･･･。
僕らは汚い。あいつの手によって穢れてしまった。
そんなのを白夜様は愛するはずも無い。
捨てられてしまうと｣
涙目になり訴えてくる雲雀。
雲雀｢そして･･･自分が存在してない気がしてきて、それで･･･｣
私は上半身を起こし、雲雀の頬を手で挟み、こちらを向かせる。
｢･･･''恭弥''｣
名前で読んでやると驚いた顔をする恭弥。
｢私はお前達を捨てる気にならん。
むしろ嫌っていたらメイあたりにでも処分させている。
お前達を不安にさせてすまなかったな。
これからはお前達に溢れるほどの愛を与えてやる｣
雲雀｢･･･!!びゃ、くや様･･･｣
頭を撫でてやると笑顔になる恭弥。
｢これからもよろしく頼むぞ？
恭弥｣
雲雀｢･･･はい｣
さて、汗でTシャツがベタベタだ。
更衣室に行ってこようか。
...........
｢･･･ぶふぉあっ!?｣
猪間が見知らぬ女に首を噛まれてるという現実を目の当たりにした。
――
凛にパァスッ！
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dabi(プロフ) - 前からずっと読んでいました!!あの、リクエスト良いでしょうか？白夜ちゃんのイメ画が見たいんですけれど…。あごめんなさい図々しくて!! (2015年7月16日 22時) (
レス) id: 484bd3f1bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんダル三世＆凛 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年7月15日 22時
