・ ページ8
智司くんと変な距離ができてしまって数日経ったある日。
蘭「先輩、ちょっといいですか。」
クラスに蘭ちゃんが来た。
「ん？」
なんか、嫌な予感がする。
蘭「先輩、私、智司さんの事好きになっちゃいました…」
蘭「先輩の彼氏さんだって分かってるけどっ…」
「…っ。」
きっとこうなるって分かっていたハズなのに。
「そっか…」
蘭「最初は、先輩の彼氏さんですし、守ってもらってる上で好きになるなんておこがましいって思ってました…けど。」
蘭「先輩、最近全然連絡くれないって智司さん言ってました。」
え。
蘭「先輩が智司さんの事大切にしないなら、私貰っちゃいますから。」
そう言って、颯爽と去っていく。
「はぁ…」
もうどうしたら…
智司くんもなんで、蘭ちゃんにそう言うこと言うんだろう？
そっちがいい感じだから気を使ってるんですけど！
「椋木先生、気分悪いので早退させてください。」
椋木「なんだぁ、中川早退なんて珍しいな。どうした、先生に話してみ。」
「心臓が苦しくて。」
まぁ、嘘はついてない。
椋木「なにっ！？中川、先生、それは大きな病院に行ってみてもらった方がいい気がする。もう、ちゃちゃっと帰りなちゃちゃっと！！」
教師ってこんな雑でいいのかと思いつつ、人生初、学校をサボる。
今まで学校サボった事なんてなかった。
「サボっちゃった…」
帰ってきて、ずっとベットにいる私。
何時間経っただろうか
トントンっと叩く温かい手。
やだ
一番会いたくないのに。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 340人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほのか(プロフ) - しぶちゃんさん» そんな、ありがとうございます！ (2019年2月3日 23時) (
レス) id: 2f8498e235 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - やまちさん» わかりました！コメントありがとうございます (2019年2月3日 23時) (レス) id: 2f8498e235 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - ruiさん» わかりました！ありがとうございます！ (2019年2月3日 23時) (レス) id: 2f8498e235 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - renaさん» わかりました！コメントありがとうございます！ (2019年2月3日 23時) (レス) id: 2f8498e235 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - なーなー@今日俺#最高かよ。さん» わかりました！コメントありがとうございます！ (2019年2月3日 23時) (レス) id: 2f8498e235 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほのか | 作成日時：2019年1月1日 2時
