同担拒否。【stxxx｜ヤンデレ短編集】

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次の日、仕事から帰れば生臭い血の匂いが玄関まで広まっていた




まさか...



なーくんに何かが起こったと察するとバックを玄関に置き捨てすぐにリビングに向かう




『なーくんっ！！！』




勢いドアを開けた

幸い自.さつまでは行かなかったけど、包丁を片手に左腕を深く切っていた




初めてだ、なーくんがこんな事するなんて
いや、今までしなかったなーくんが凄い。いつもリス カより自， さつをしたがっていたから




ななもり「A...俺にはもうAしか居ないよ...だから俺の傍から離れないで」



ポタポタと床に溢れる血が涙の代わりになっていた






『離れないよ...なーくんが1番だよ。だからもう自分を傷つけるような事はしないでっ...』




服が汚れるなんて気にせずなーくんを抱きしめた
抱きしめ返してくれたなーくんの腕の血が服にみるみる染みっていく




ななもり「俺、俺っ...毎日Aと一緒にいたいっ...ご飯は絶対2人で一緒に食べて夜も一緒に寝たいし出掛ける時も死ぬ時も誰にも邪魔されない所に行きたい...！」



私の肩に顔を埋めて泣きじゃくる



なーくんをここまで追い詰めるように壊したのは私のせいかもしれない



仕事が忙しいって理由に、2人で過ごす時間を全て削ってしまった



ご飯は最近一緒に食べれてない

寝る時は私が帰ってくるのが遅いからなーくんは先に寝てしまってる

出掛ける時も予定がなかなか合わず、ほとんどなーくんを家に残してる状態だった




ごめん、ごめんね







『なーくん、ごめんね』


頭を優しく撫でた
これでなーくんの気持ちが少しでも和らげたらいいな

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