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俺、莉犬、現在汗が止まりません
なぜなら…
「よろしくね!」
Aが、あのAが隣にいるからです!
あのあと、校長の長い説明を聞いて俺たちは教室に戻ってきた
すると担任に言われた一言であれは失神しそうなる
先生「宇宙さんのクラスはここです」
「「えぇ!?」」
多分、クラスメイト全員が声を揃えたと思う
俺も叫んだしね
それで…彼女の席が俺の隣になった
え?俺死ぬの?
「さっきも言ったけど宇宙Aです!」
ゆ、夢じゃない…
本物のAだ…俺の大好きな…
莉犬「よ、よろしく!」
「あ…それ」
Aは俺の机にかけてあるバックのキーホルダーを指さした
あ、やば…ファンの隣は危ないかな
「私のこと、好きなんだ?」
あったりまえじゃん
ずっと追いかけてるよ、大好きだよ、宇宙一大好き
なんて声に出したらキモがられそで言えなかった
莉犬「う、うん!」
「ありがと〜」
うっ…笑顔が眩しい…
でも
莉犬「また言えなかった…」
「?」
握手会の時もそうだったけど
俺は自分の気持ちを相手に伝えるのが苦手だ
苦手っていうより、相手の反応が怖いから言えない
自分の気持ちをそのまま伝えたら引かれそうで…
今も、せっかく隣にAがいるのに何一つ言えてない
だめだな、俺
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