本当は誰よりも ページ10
No side
日が落ちようとしている頃。
シュウとリュウタはその日の鍛錬を終え、Aの待つ家への帰り道を歩いていた。
リュウタ「A姉、俺の食べたい魚料理作ってくれてるかな〜」
シュウ「Aならちゃんと作ってくれるさ」
ボロボロに汚れたリュウタ、その反面シュウは今朝とは変わらない清潔な姿のままだった。
リュウタがどれほど鍛錬に集中していたのかが、よく分かる。
シュウ「それにしてもお前、汚れすぎだ…帰ったら風呂場を貸してやるから洗ってから飯にするように」
リュウタ「えー…わかった、A姉と入る」
シュウ「…お前は一人で入れる年頃だろうに」
リュウタの姉離れはとても難しそうだ。
常日頃からAのそばに居たいと思ってるリュウタはシュウとは言えど隣を譲るつもりは微塵もない。
そんな彼に対してシュウはいつも冷静だが…
シュウ「言っておくがな、Aは俺と婚約している」
リュウタ「そんなの知ったもんか！まだ結婚してないじゃん」
シュウ「だとしても譲らん」
幼い子供相手にも容赦のないシュウ。駄々をこねるリュウタ。
両者どちらも譲らない精神である。
リュウタ「ねぇ、シュウ兄」
シュウ「なんだ」
リュウタ「どうしてA姉を滅龍士に加入させなかったの？」
日没する太陽に向かった歩いていく二人。二人は立ち止まることなく、シュウはしばらく黙ったままだった。
リュウタはそんなシュウを見て、なんだか問い詰められるような雰囲気ではないと幼ながらも察した。
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あるとん。(プロフ) - 日依さん» わ！Y学園の方も…！ありがとうございます、とても励みになります︎︎^ ^ (1月18日 23時) (
レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
日依(プロフ) - 滅龍士の夢小説、凄く面白いです！Ｙ学園の方も読んでます！更新の方はあまり無理しないでくださいね。 (1月18日 17時) (レス) @page32 id: 08b2d47db3 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - 夜さん» 求めてる方がいてよかったです！がんばります^^ (11月18日 10時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 滅龍士の夢小説ずっと探してたんです！！！ありがとうございます！ (11月17日 7時) (レス) id: 1fabbf379c (このIDを非表示/違反報告)
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