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シュウ「A」
『ん〜…』
居間でん転んでいるA。
普段より飲み過ぎたせいで顔は赤く、こっちも思考回路が回っていないようだ。
辛そうだし布団に運んで水を持ってくるとするか…
シュウ「ほらA、寝室にいくぞ」
『シュウ…さん』
体を起こそうとAの背中に手を回すと、彼女はぱちっと目を開いた。
『えへへ、シュウさんだぁ〜』
シュウ「は、A?」
何回か目をぱちぱちさせると俺の首に腕を回してきた。
珍しく積極的な彼女に少し戸惑いながらも体を起こしあげる。
『姉さんは帰りましたぁ?』
シュウ「あぁ、帰ったぞ」
『そっかぁ〜』
それだけ聞いてあAは腕を回したまま俺の方に体を預ける。
…この状況はやばいな。俺の理性が持つかわからない。
シュウ「A、少し酔いすぎだ。寝室に…」
『シュウさん』
ピタッと細長い指が頬に触れられる。
『私のこと、好きれしゅか?』
とろん、と明らかに誘ってくる表情に俺の理性は半分切れた。
なんだ、こいつ…酒の力に頼ってこんなことをしているのか?
それとも男というものを知らないのか。
シュウ「あ、あぁ、好きだ」
『えへへ、私もだぁいすきです』
シュウ「…」
急に真面目な顔になったり蕩けた顔をしたり忙しいやつめ。
だが俺の理性はもう完全に切れた。
こんな表情で愛を囁かれて大丈夫なやつがいるだろうか?
Aの腕を引っ張りそのまま押し倒した。
『きゃっ』
上からAをじっと見下ろす。
布団に連れて行くことでいっぱいだったがよく見たらコイツの着物がはだけている。
太腿、胸元、首…不用心にも程がある。
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あるとん。(プロフ) - 日依さん» わ!Y学園の方も…!ありがとうございます、とても励みになります︎︎^ ^ (1月18日 23時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
日依(プロフ) - 滅龍士の夢小説、凄く面白いです!Y学園の方も読んでます!更新の方はあまり無理しないでくださいね。 (1月18日 17時) (レス) @page32 id: 08b2d47db3 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - 夜さん» 求めてる方がいてよかったです!がんばります^^ (11月18日 10時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 滅龍士の夢小説ずっと探してたんです!!!ありがとうございます! (11月17日 7時) (レス) id: 1fabbf379c (このIDを非表示/違反報告)
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