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オウマ side
全てが驚きだった。
キュウビ「なにより、彼女はシュウさんの幼なじみであり“恋人“でもあるしね」
オウマ「恋人…!?」
彼女が滅龍士であることと共に、シュウさんの恋仲ということにもとても驚いた。
今日は驚いてばっかりだ。
キュウビ「ここによく来てるのも、それが理由なんじゃない?」
確かに前々から二人は距離が近いなとは思っていた。
しかしまさかそういう関係だったとは…。
オウマ「しかしあの人がここで鍛錬する姿を見たことない」
キュウビ「シュウさんが反対しているんだ。彼女を滅龍士にすることを」
オウマ「はぁ…?」
せっかく全ての試練を乗り越えたというのに滅龍士に反対だと…?
我が目指しているその座に座っているのに、放棄した?
そう考えると怒りが湧いてきた。
キュウビ「恋人だと言っただろう?シュウさんは恐らくAさんを死なせたくなかったんだよ。ほら、滅龍士になるといつ死んでもおかしくないだろ?」
確かに滅龍士というのは命の危険を伴う仕事だ。
しかしそれをわかっていて二人は思い合っているのか?
…不思議でしょうがない。
『オウマ』
オウマ「!」
米を食べている手を止めボーッとしていると目の前にはAさんが立っていた。
『あ、キュウビも。ごきげんよう』
キュウビ「こんにちは、Aさん」
オウマ「…どうも」
今日も相変わらず、我は冷めた挨拶を交わす。
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あるとん。(プロフ) - 日依さん» わ!Y学園の方も…!ありがとうございます、とても励みになります︎︎^ ^ (1月18日 23時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
日依(プロフ) - 滅龍士の夢小説、凄く面白いです!Y学園の方も読んでます!更新の方はあまり無理しないでくださいね。 (1月18日 17時) (レス) @page32 id: 08b2d47db3 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - 夜さん» 求めてる方がいてよかったです!がんばります^^ (11月18日 10時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 滅龍士の夢小説ずっと探してたんです!!!ありがとうございます! (11月17日 7時) (レス) id: 1fabbf379c (このIDを非表示/違反報告)
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