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No side
※ちょっとキャラ崩壊あり
ユウ「A〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
『うわっ』
皆が楽しそうに話している中、一人の大きな声がその場を静まらせた。
Aとシュウがゲッ…と嫌そうな顔をすると突然後ろからドサッと重たいものが乗っかった。
ユウ「Aがここに来るなんてどうしたの〜〜〜〜〜!?」
『ちょ、ちょっと姉さん!乗っからないで!』
Aに乗っかって来たのは、滅龍隊総隊長の伏李ユウ。
シュウとAの尊敬する姉のような存在だ。
気のせいか顔が赤くなっている気がする。
シュウ「姉ちゃ…総隊長、どれだけ呑まれたんですか」
ユウ「お偉いさん方に…ヒック…飲まされた…」
カルラ「こんな真昼間から??」
ユウ「その帰りにAを見つけちゃったわけだ!!」
『うるさ!』
Aに抱きついたまま耳元で叫ぶユウ。
変な呑み方でもしたのだろう、悪酔している。
シュウ「総隊長、Aが苦しそうです」
ユウ「A!今日は姉さんと一緒に寝よう!」
シュウ「聞いてない…」
ずっとAの体に乗っかるユウを見て周りは呆れていた。
当の本人はいつまで経ってもくっついて離れない。
そう、ユウはAに対して強い愛着をもつ所謂シスコンだ。
『お〜〜も〜〜い〜〜!!』
ユウ「んふふ〜A〜〜♡」
まだ幼いリュウタもいると言うのに恥じらいがないのだろうか。
いや、酔ってる相手にそんなこと考える余地もないか。
カルラ「とりあえず我々が離しますので…」
シヴァラク「A殿はそのまま動かないでいてくれ!」
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