○ ページ15
『やっほ〜』
勘右衛門「A先輩……！先輩も兵助の餌食に？」
『餌食？』
八左ヱ門「そうか、先輩はまだこの豆腐地獄の恐ろしさを分かっていないらしい……」
なにかブツブツとボヤいてる八左ヱ門も勘右衛門にAは頭にハテナを浮かべる。
雷蔵「……先輩、覚悟してください」
『え？豆腐食べるだけじゃない』
三郎「兵助の豆腐は凄まじいですよ……特にあの時は……」
頭を抱える三郎をみてAはなぜか鳥肌が立った。
彼女の後ろにいる兵助は、両手に大量の豆腐料理があって普段のAなら喜んで食べるのだが今回は何故か違った。
『へ、兵助？なんか豆腐の量が凄まじくない？』
兵助「そうですか？普通じゃないですか？」
『(あんたの普通の基準はなんなのよ！)』
机一面に置かれた豆腐料理。
麻婆豆腐、冷奴、豆腐鍋、豆腐の入った味噌汁などなど……健康には良さそうなのに黒いオーラが出ているように見える。
そして、兵助が人が変わったかのようにも見えてきた。
”先輩！僕の作ったお豆腐食べてみてください”
『……さらば、三年間の兵助』
兵助「さぁ！みんな食べてくれ！」
:
勘右衛門「も、もう無理……」
八左ヱ門「吐く……」
数十分も経てば、勘右衛門達の腹は膨らみ限界を迎えていた。
『恐るべし兵助』
兵助「A先輩！味はどうですか？」
『ん？うん、量は多いけど美味しいよ』
兵助「！！良かったです！」
Aはちまちま食べつつも味は悪くないので素直に感想を言う。
兵助「先輩体調もまだ不安定なんですから無理して食べないでくださいね？」
三郎「おい兵助…私達との扱いの差が酷くないか？」
雷蔵「やめなよ三郎…兵助の目には先輩しかないんだから」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 215人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柑橘 - 始めまして〜、柑橘で〜す！作品、とっても面白いです!! 突然ですが三郎は鉢屋ですよー (8月22日 18時) (
レス) @page11 id: 8a27882804 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - 五年生可愛いね、構ってほしかったよね自分夢主ちゃんより年下なんですよ(１２歳です今三年生と同い年ですね)こんな先輩がいるなら人目なんて気にせずハグしますね甘えたいです。←女ですもう一度いいます女です(((泣 (2023年3月13日 19時) (レス) @page32 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！がんばります！ (2022年10月25日 21時) (レス) id: da0ec114fc (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - コメント失礼します！！ 話の内容が分かりやすいし面白いです！！ これからも頑張ってください！！ (2022年10月23日 23時) (レス) @page20 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
