休学復帰のくのたま先輩【RKRN】

○ ページ6

『あら小平太〜どうしたの〜』

小平太「いまから食堂でお前の”おかえりパーティー”をしようって話になってな！」

『え？急すぎない？私唐突に今日帰ってきたのに……』

小平太「唐突に帰ってきた自覚はあるんだな！」



シナとAのところに突然小平太がやってくる。

何かと思えばおかえりパーティーをすると言い出した。



小平太「食堂のおばちゃんに言ったら”なんですって？それはすぐにでもご馳走を用意しなきゃ！”って盛り上がってしまってな〜！」

『おばちゃん凄いわね〜』

シナ「いいんじゃない？丁度くノ一教室のみんなにも参加させてちょうだい。Aちゃんを紹介したいの」

小平太「お〜それはもちろんです！」



それじゃあ早速！と小平太はAを担ぐ。





『小平太なにごと？』

小平太「この方が早く食堂に行けるだろ？」

『……わたしまだ治ったばっかりなんだけど』

小平太「さっきまで元気と言っていたのはお前だろう！」

『聞いてたのかよ』




いけいけどんどーん！と小平太は走り出す。

Aはそんな小平太に担がれたまま、食堂へと連れていかれた。




『三年前と何も変わってな〜〜〜〜い！』





Aの声は学園中に響いたのであった。

○→←おかえりパーティー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す