vanpaia boy？ 【黄】

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送り迎えの車の中。



莉犬「ねぇころちゃん、それ俺のトマトジュースだよ？」


ころん「だって莉犬くん飲まなかったからいらないのかなーって」


莉犬「ふざけんな！楽しみに取っておいたのに！」



まさに子供組の2人が朝から喧嘩をしている。ここで会長が泊めてくれるだろうと思ったのもつかの間。


るぅと「喧嘩ですか？僕も混ぜてください！」


なんて自分も参戦。
本当にこの人生徒会長なのかな……お金で生徒会長にならせてもらったんじゃないのかと疑うほど幼稚だった。



♡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈♡



莉犬「それじゃ、また後でね」


るぅと「はい、また後で」


ころん「莉犬くんAちゃんばいばーい！」



学校に付き私と莉犬くんは同じクラスの為、2人とは別れて行動することにした。夜の学校は怖いわけでもなく、生徒がたくさんいる為違和感はなかった。

夜間学校って夜だから最初は怖かったんだけどなぁ……


莉犬「A、1次元目調理実習だよ？」


『んぇ？あ、そっか……』



そう言えば昨日そんな話もあったような……
朝から料理かぁ…朝ごはんでおなかいっぱいだからあまり食べられないな。



莉犬「俺Aの作った料理食べたい！」


『えぇ……？美味しい訳でもないのに？』


莉犬「気になるの！」


『んーーー上手く作れたらあげるね！』



やったぁ！とわかりやすく莉犬くんは喜んでる。尻尾をブンブン振って喜んでるのが伝わってくる。

莉犬くんはかわいいなぁ……素直で優しい。





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