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「こっち〜!」
「ま、まってよ……!こっちに行ったらおこられちゃうよ!」
「大丈夫!ここはバレたことないから!」
「で、でも……」
「蒼太!!!!」
「お、お、かあ……さま」
「ここで何をしているの!?お稽古がまだあるでしょ!!」
「ご、ごめんなさ……」
「グダグダしてないでお勉強しなさい!仮にも貴方は苺谷の人間なのよ!貴方をこの家にふさわしい人間に育てなかったらあの人がなんて言うか……」
「ね、ねぇ……」
「あっ……また…………」
”また、遊んでね”
♡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈♡
『……はっ』
はっと目を覚まして体を起こす。
なんだか悪夢を見ていたような感覚だ。
体が汗だくで気持ち悪い。
それに、あのこは……。
るぅと「やっと起きたんですね」
『か、かいちょ……』
ベットの隣には窓の外を眺める会長が立っていた。
外は真っ暗なのに、興味津々に外をみつめてなんだか変な人。
人間には見えない何かが見えてるのかな。
るぅと「さすがにちょっとやりすぎましたね」
『反省してるように見えないですが……』
るぅと「だって、感じていたじゃないですか?」
『なっ……!』
この人は私をいじって楽しいのか?
吸血鬼の考えはよくわかない。人間をいじるのがそんなに好きなのか。
るぅと「ほら、起きてください。ご飯食べますよ」
『は、はい!』
私は大人しく会長についていった。
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NONAME(プロフ) - 飛べないです、、 (2022年1月8日 19時) (レス) id: 1015cc33fb (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - るうちゃん。ちょっとわかる。その気持ち。私もどちらかと言えばSなんだよねー。私は泣き顔に来るものがある。(Sより) (2021年8月30日 0時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
春桜 - みつきさん» めちゃくちゃ通りすがりの者ですがhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/9bac30f5ce24/これで飛べると思います! (2021年8月20日 13時) (レス) id: 5c94dbd8ad (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 調べても飛べませんでした。どうしたらよいのでしょうか? (2021年8月20日 8時) (レス) id: 363e209e09 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - ちょびさんありがとうございます!(/・ω・)/ (2021年7月5日 8時) (レス) id: f09c748d1e (このIDを非表示/違反報告)
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