私を狂わせた幼馴染 【stpr】

■ ページ33

ーAsideー

『うさちゃーん？出ておいで〜…？』

ダメだ、全然見つかんない

さとみ｢ん〜うさぎって何処に行くんだろ｣

『大人しい子だから遠くには行ってないはず…』

さとみ｢…なんか懐かしいな｣

『？うさぎなんか探したっけ』

さとみ｢いや、野良猫追っかけてさ。Aママに怒られたじゃん｣

『あぁ〜！クロちゃん！』

さとみ｢そそ、あん時もA半袖の体操服で俺のジャージ貸したじゃんw｣

『ほんとだ、なんかごめんね』

さとみ｢んーん、なんか彼シャツみたいで嬉しい｣

『彼…シャツ…？////』

さとみ｢ふははw顔真っ赤〜w｣

『いやだって！彼シャツって付き合ってる人がやるもんじゃん…！』

さとみ｢そーだけどさ、だってAぶかぶかじゃん｣

『それはさとみがおっきいから…』

さとみ｢小学生の頃もぶかぶかだったけどそれ以上だよなw｣

『ワンピースみたいw』

『やっぱ男子って感じだねー…』

さとみ｢でも莉犬とかだったらほぼ変わんないだろ｣

『莉犬ああ見えて結構男らしいんだよ、ころんもそう』

さとみ｢まぁ男子高校生だしな｣

『ジェルとかはデカすぎて恐怖』

さとみ｢ジェルは伸びたよな〜｣

『るぅとなんて可愛い感じなのに身長さとみと同じくらいあるもんね』

『みんなおっきくなったなー…』

さとみ｢AもJKって感じだよな｣

『まぁねw美意識的なのは少し上がったかも』

さとみ｢肌きれー…ﾑﾆｯ｣

『!?////』

ちょ、いきなり…!!

さとみ｢お、むにむに｣

『さ、さとみ！いきなり触んないでよ…!!////』

さとみ｢あ、ごめんごめんw｣

顔も近いし…

『も、もう暗くなってきたし、先生にうさぎちゃんの事話してくる』

さとみ｢結局見つかんなかったなー｣

『小屋閉めてくr…』

『さとみごめん、居たわ』

さとみ｢え？｣

まさかの扉の影に居ました

さとみ｢ﾋｲｯwwwほんとにおっちょこちょいwww｣

『ほんとにごめん…』

さとみ｢大丈夫だよ、Aと話せて楽しかったし｣

『ありがと〜!!』

さとみ｢ん、そろそろ帰っか｣

『うん！』

さとみのお兄ちゃん感はいつまでたっても変わりません

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