私を狂わせた幼馴染 【stpr】

■ ページ11

Aside

紗奈｢ちょ、A!?何!?私お腹減ってんだけど!!｣

『…ごめん。』

紗奈｢A、例の幼なじみさん？｣

『…ｺｸ』

紗奈｢…そっか。よし、食堂でご飯食べよ!!私お腹すいた!!｣

紗奈はこういうとこ優しいんだよな…

『うん!!』

あいつらなんて忘れてやる。

紗奈との思い出でかき消してやる。

早くお弁当食べよっ!!








すとぷりside

全員｢……｣

ジェル｢A…やな｣

ころん｢…はぁ｣

ななもり｢ころんまだやってんの？｣

ころん｢…いや、｣

莉犬｢でもやっぱ俺達も悪いよ…｣

るぅと｢あの、戻ってきても気まずいですし食堂で食べません？｣

ジェル｢そやな。寒くなってきたしなぁ｣

さとみ｢じゃ、移動すっか｣




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Aside

紗奈｢『頂きます!!』｣

『んー!!うま！』

紗奈｢ねぇねぇ、卵焼きちょーだい｣

『いいよーはい!!』

紗奈｢ﾊﾟｸｯん〜!!やっぱAの卵焼き美味い！｣

『ありがと〜』

??｢〜ね｣

??｢〜!!｣

なんか話し声聞こえるけど…









ごめん。最悪。アイツらいる。

何。ストーカー??運悪すぎだろ。

ちゃっちゃと食べて逃げよ。

紗奈｢ん〜たこさんウィンナーうまし！｣

紗奈は呑気だなぁ…

てかあいつら普通に飯食ってるし。

何のためについてきたんだ。(ついてきてません)

紗奈｢ごちそーさま！｣

『よし、ご馳走様でした!!』

紗奈｢ねぇねぇA、今度テストだってよ｣

『えぇ…また勉強だぁ…』

紗奈｢いいじゃんA頭良いし｣

『そんなことないんだなぁ。私結構努力型だから。』

紗奈｢ほへぇ、あ、そーだ！放課後勉強教えてよ!!｣

放課後か…特に予定は無いし…

『良いよ〜』

紗奈｢やった!!赤点回避!!｣

『じゃ、教室戻ろっか。』

紗奈｢放課後図書室ね!!｣

『はいよ〜』

あれ、あいつらいつの間にか居なくなってる…


すとぷりside

莉犬｢やばいよ…A居るし…｣

ジェル｢あのまま屋上いれば良かったなぁ｣

るぅと｢まぁ、気にせず食べましょ｣


『〜!!』

紗奈｢卵焼き頂戴!!｣

ﾋﾞｸｯ

今、全員びくっとしたよね…

卵焼き…


――――――――――――――――――

『私卵焼き作ったの!!』

ななもり｢卵焼きー？｣

ころん｢僕食べる!!｣

『みんなの為に作ったよ!!』

莉犬｢ん！おいしい！｣

るぅと｢美味しいです…｣

『えへへ、また作るね!!』









…あの頃に戻れたら、なんて都合が良すぎるよね

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