学園の王子に目付けられた！！7【stxxx】

308話 ページ25

三波「まって、」


『えっ...三波くん、？』






泣いてる女の子を1人にする訳には行かないし

泣いてる理由...もしかしたら




三波「ころんさんと何かあったの...？」

『っ...』




図星だ。

だって、朝まではまだ仲良くしてたんじゃ...




『み、三波くんには関係ないよっ...私達の問題だから！』

三波「でも...」

『大丈夫！直ぐに仲直りできるから！』

三波「あっ...！」




俺の手を振り払い、走ってどこかに行ってしまった


俺...そんなに頼りないのかな


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試合シーンは飛ばしまふ(白目)

優希side






試合は無事に終わり、なんとか優勝する事が出来た




正直、こんな終わり方は僕も先輩も、Aさんも望んでなかった





...Aさん最初から最後まで見てなかったし





Aさんの方を見ると、水を用意してる姿

顔をよく見ると泣き跡が残っている





やっぱり泣いてたんだね...





周りを見てみると盛大に喜んでる部員だったが僕は直ぐに彼女の元に向かう

その時、ころん先輩に睨まれていたのを僕は見逃さなかった





優希「Aさん！もう大丈夫...？」

『うん...優希くん優勝おめでと！』



何事も無かったかのように笑う彼女
でも、どこか悲しそうな顔しいて僕まで悲しくなってくる



『あ、水入れてくるね！ここにみんなの分のタオル置いておくからみんなにも伝えといてね！』


たくさんのタオルが丁寧に畳んである籠をおいて水を入れに行った




優希「Aさん...」


無理してる彼女を見てるのは辛い

だって、ずっと好きだった人からあんな事言われて苦しくないはずがない



もし、僕がAさんと仲良くしていなかったら




今頃2人は...


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