こいつら本当に動物ですか？【すとぷり】

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ころん「はぁ…はぁ」

僕だけ、無事に国へ帰ることが出来た
門には母様と父様と家臣達、さっきまでいた仲間達の親がみんな勢揃いだった



王様「あお！」

皇妃「王子！」

ころん「母様…父様…」


母様は僕を強く抱き締め、それ以外のみんなは仲間がいない事に不審におもっているまま


「あの…あお様うちの子達は…」

ころん「！」



"うわあああああああああ！"

"助けて！！"









ころん「狼に…食われちゃった」

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧


あれから、国の外に出たのが原因で国中が大騒ぎになった。


僕が殺した

僕があの時止めていれば

僕が将来、この国の王になる資格はないって



「子供を返せー！」

「殺人ー！」


ころん「っ…」


城の外では国民が武器を持って待機している
もう、僕はらこの国に歓迎されてない


どうしよう

どうすれば






王様「あお」

ころん「…父様！」


そこに、父様が現れた


ころん「父様ごめんなさい！僕のせいで…僕のせいで…！」

王様「謝るな。あお、国から逃げるんだ」


ころん「え…？」

王様「この国から出て、とおーい場所で幸せになるんだとりあえず逃げるんだ」

ころん「父様達は…」

王様「俺たちは国民を止める」

ころん「でもっ…」



ﾄﾞﾝ



城のドアが限界突破まで破られた



王様「早く！！もう、この国には帰ってくるな！！」

父様の掛け声に、僕の足は勝手に動いた





城から出て


遠い場所に逃げて


僕は、国から出てとにかく走った





父様、母様、さよなら




さよなら、僕の国

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