volume.4 ページ5
現在の状況を説明しよう。あの後隣である私の部屋に帰りテレビ前のテーブルに全員で座ってる。私はソファーに腰掛けながら。
「もーあんな女みたいな声出るわけ無いじゃん。バカなの？。」
「女みたいじゃなくて一応女だから。普通に女だから。」
「そうですよ！先輩自重してください、先輩が女のふりとかマジ無理です。」
「お前らなんなの本当。」
侑李と奈乃にお小言食らっていた。理由は単純明快、さっき噎せたのが以外と長く続き軽く過呼吸になって死にかけてたからだ。
「不慮の事故なんだがな。」
「黙れーい。」
「奈乃ウザイ。」
するとテレビ側に四人まとまって座っていた歌い手四人組の内のそらるが。
「で、Schwärzeであることは認めるんだよね。」
「はいはい、認めます。そうです私がSchwärzeですよ。」
「本当に女だったんだ。徹底的に顔出ししなかったから疑ってたんだよね。」
「失礼な。」
白状してしまえばなんてことなくて、三人かけのカウチソファーにダラダラと寝転がる。
すると侑李が。
「先輩は自分の事に無頓着だからですよ。身だしなみをしっかりすれば結構な美人になりますよ。」
「全く興味無いわ〜。」
大体の私服はワイシャツにパンツやパーカーだけ。髪も伸びたら適当にそこら辺の鋏で切るだけ。全くと言って良いほどに興味がない。
「先輩は、女から見たら男の人に、男の人から見たら女の人に見えるんじゃないでしょうか。まぁ、胸とかはほっといて顔だけ見れば。」
所在無さげにソワソワしている坂田とそらるを見かねて。
「興味無いね。で、歌い手の皆様方は何のご用件で？。」
「そうそう、君の正体が気になって来たんよ。」
「あ、じゃあもう良いですよね。さよなら〜。」
「待って待って！。」
luzがそう言ったので追い出そうとしたら食い下がられたので渋々という風に再びソファーに横たわる。
「で、正体も判明した事だし、コラボしない？。」
「全力でお断りしよう。」
luzからの申し出を清々しい程の笑顔できっぱりと断った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
両儀 蛍(プロフ) - なっちゃんさん» 返信遅くなり申し訳ありません！そう言っていただけてとても嬉しいです！ホントに暑いですよね．．．ここまで暑いと私溶けます。割りと本気で。なっちゃんさんもお身体に気をつけて夏を楽しんでください！ (2017年8月16日 21時) (
レス) id: 29dfa899ca (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - すっごく面白いです！ 展開がまったく読めないのですごくわくわくします！ 最近暑いですね…お身体に気をつけて下さい！応援します！ (2017年7月20日 17時) (レス) id: 78f25b03cf (このIDを非表示/違反報告)
両儀 蛍(プロフ) - 翼さん» ありがとうございます！夢主が苦手な人にも楽しんでいただけて嬉しいです！私も大好きな歌い手さんばかり登場させてますw更新遅くて申し訳ないですが、これからも色々な所が残念な夢主と歌い手さんの物語を楽しんでください！応援ありがとうございます！ (2017年6月14日 0時) (レス) id: 29dfa899ca (このIDを非表示/違反報告)
翼 - めっちゃ面白いです！メンバーも好きな歌い手さんばかりで嬉しいし、私夢主ちゃんが出てくるのはあんまり好きじゃないんですけど、夢主ちゃんのキャラも最高で凄いです！更新頑張ってください、応援してます。 (2017年6月5日 23時) (レス) id: 7308f0d7be (このIDを非表示/違反報告)
両儀 蛍(プロフ) - シンフォニーさん» そう言ってもらい続けられる作品に出来るようこれからも頑張っていきたいです！ (2017年5月17日 22時) (レス) id: 29dfa899ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：両儀 蛍 x他1人 | 作者ホームページ：http:https://twitter.com/kei_rixyougi
作成日時：2017年5月14日 19時
