第54話 ページ6
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｢｢お疲れ様でした〜！｣｣
貴｢お疲れ様でした、ありがとうございました！｣
今日の仕事は無事終わり！
あとは大阪に移動して1日を終えるだけ。
千｢お疲れA。打ち上げこないの？｣
貴｢2時間後には空港に行かなくちゃいけなくて…｣
5時間の収録はあっという間に終わって、結構
急ぎめにスタジオを出ようとする。
千｢そう…、残念だよ。
女王がいない飲み会なんて華がない｣
社長｢華が足りないなら千が女装したらいいん
じゃないか？｣
千｢うるさいバカ雅｣
社長｢こいつ…、会ったら会ったで悪態つくくせに
しばらく会ってなかったら連絡うるさいし、ツン
デレこじらせ過ぎだろ｣
痴話喧嘩をしているのを見て、百さんと笑い合う
いつもは大人の余裕がある千さんだけど、雅さん
が絡むと少し甘えん坊さんに見える。
百｢──あ、2人ともお疲れー！
天はどこいっちゃったの？｣
龍｢お疲れ様です！｣
楽｢お疲れ様です｣
私たちの元に来た龍さんと楽さん。
収録中は色々喋ったけど、やはり気まずさは
抜けない…
楽｢天は用事があるって言って先に帰りました｣
百｢ええ!? 打ち上げこないの？
モモちゃん悲しい…｣
百さんと2人が話しているのを黙ってただ聞く。
こんなに近いのに2人と話せないなんて、なんだか
悲しくなってきた…
百｢Aちゃん…？｣
貴｢っは、はい？｣
百｢浮かない顔してたけど大丈夫？
具合悪い…？｣
貴｢いや全然なんともないですよ！
ちょっとぼーっとしてただけです｣
もう、これでいつまで悩んでても本人達に聞か
なきゃ分かるわけないじゃん。
雅さんの言う通りだよ。
分かってます、分かってますよあとは私次第…
貴｢あの、龍さん楽さん…｣
龍｢はい…？｣
拒絶されないか不安で、心臓がバクバクする。
落ち着け、落ち着け…
貴｢お二人に…、少し聞きたいことがあるんです｣
ちらっ、と楽さんと目をあわせるとおもむろに
楽さんの口が開いた。
楽｢A、俺たちもあんたに話さなければ
いけないことがあるんだ。…時間いいか？｣
貴｢え!?
あ…、はい、了解しました｣
突然の展開にぎこちない返事をしてしまった。
そんな私に楽さんが"なんだよその反応"と笑い
ながら言う
龍｢じゃあ、ちょっと場所移動しよっか｣
百｢え、なに告白…？｣
貴｢絶対違いますよ｣
"行ってらっしゃい"と不安そうな顔をしている
百さん置いて、3人でスタジオを抜けた。
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なつめみく - なんか前回のhit数多すぎてコメント書きづらくてかいてなかったけど、いつも楽しく拝見させて頂いてます！！頑張ってください！！ (10月1日 9時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - この作品大好きです！
是非更新お願いします。 (2019年4月29日 21時) (携帯から) (レス) id: d78a964f1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鳥 | 作成日時：2018年6月23日 21時
