第52話 ページ4
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百｢さてさて、じゃあ早速最初の企画いってみよー！
ゲストの
順調に企画も進み、思ったよりも早く進められ
たので1度休憩の時間を入れてもらえた。
貴｢んんんん｣
お化粧直しをしないで、スタジオに用意された
椅子に座って脱力する。
この収録楽しいけど精神的にやられてしまいそう
貴｢ふぅ…｣
千｢ため息なんて悩ましいね｣
突然の千さんの呼びかけに声を上げて驚く。
千さんが後ろにいたことに気付かつかないで
ため息をついてしまうなんて…
千｢隣いい？｣
貴｢は、はい…｣
怒られるんじゃないかと、ヒヤヒヤしつつ
綺麗な髪が自然と揺れるのに目を奪われる。
千｢なに？ 僕の髪気になる？｣
貴｢あ、いや、綺麗だな〜って思ってつい…。
5年間で結構伸びるんですね｣
小鳥遊事務所の万理さんと同じくらいまでの
長さで綺麗に手入れされている。
千｢5年間ってかなり長いからね｣
少し低いトーンで発せられたその言葉は、私に
はかなり重く切なく聞こえた。
千｢それよりあの子達と何かあったの？｣
千さんの目線の先にいるのは、百さんと話し
ている3人の姿。
貴｢そんな風に見えますか…？｣
千｢ちょっとね。よそよそしい感じがする｣
収録はちゃんと話聞いたり、合わせたりした
はずなんだけど…
貴｢今はそういう時期なのかもしれません｣
千｢倦怠期？｣
貴｢はい！｣
千｢そんな堂々と"はい"って言われてもね…｣
最近は私も忙しくてラビチャの返信が
なっているし、共演少ないし、楽さんからは
既読スルーされたままだし…
千｢僕と百もそんな感じの時があったけどね｣
貴｢Re:valeさんはずっと仲良しのままでお願い
します｣
"Re:vale不仲"とか言われているけどあんなの
全くのウソ
それが本当ならテレビ界の亀裂が深くなって
もう業界中荒れまくりますよ。
千｢君たちもね。僕、修羅場とか苦手だから｣
貴｢私も苦手ですよ｣
千さんのこの見透かしたような瞳が怖くもあり、
千さんの魅力なんだろうなと思いました。
百｢ユキ！ Aちゃーん！
こっち来てー｣
貴｢はい？ 何ですか？｣
千｢どうかした？｣
小走りで駆け寄ると｢みんなで写真撮ろう！｣と
スマホをちらつかせた百さん。
女子力がお高めです。
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なつめみく - なんか前回のhit数多すぎてコメント書きづらくてかいてなかったけど、いつも楽しく拝見させて頂いてます！！頑張ってください！！ (10月1日 9時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - この作品大好きです！
是非更新お願いします。 (2019年4月29日 21時) (携帯から) (レス) id: d78a964f1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鳥 | 作成日時：2018年6月23日 21時
