第75話 ページ27
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仕事の依頼も上手く処理し、ようやく1年の
大まかな仕事計画も立ってきた。
貴｢はずなんだけど…｣
雅｢なに？｣
連れていかれる場所が分からないのに、大人しく
車に揺られている私。
貴｢本当にどこに行くんですか？｣
雅｢Aが喜びそうなところ｣
家か事務所ですね、それとは真反対に進んで
いるけど
通り過ぎるビルを見て到着地に着くのを待つ。
貴｢ドッキリとかじゃないですよね…？｣
雅｢ある意味ドッキリかも｣
貴｢降ります｣
雅｢待て待て｣
ドッキリ、特に心霊ドッキリなんてものは
心の底よりNGなんです。怖いから。
雅｢嬉しいサプライズだから！｣
"危ないから座れ"と命令され渋々座る。
車が路肩に着くのはすぐのことだった、歩道を
見ると見慣れた顔がこっちを見ている
貴｢ど、どういうメンバーですか？｣
雅｢ゼロアリーナのこけら落としに出る
グループのトップ達｣
貴｢言われてみればそうですけど、なんで私が…｣
その問いに答えることなく、雅さんは外から
車の後部座席に回り扉を開く。
千｢久しぶり女王様｣
車を降りようとすると千さんの手が差し伸べら
れる。
先輩のご厚意を拒否出来るわけもなく、千さんの
手に手を重ねて降りる
貴｢こ、こういうのしたことないんですって…｣
千｢そのまま僕が中までエスコートするよ｣
｢｢コナかけんな！｣｣
言葉を合わせて叫ぶ大和さんと楽さん。
大和｢Aその人から離れろ｣
千｢眼鏡男子なんかより大人の正統派イケメンの
方がいいでしょ｣
今さっきよりもぎゅ、っと手を握られる。
これはこれで恥ずかしくて顔に熱が集まる
貴｢心臓が持たないですから…｣
千｢だろうね｣
こんなに紅い顔見られてなくて俯いていると
雅さんが助け舟を出してくれる
雅｢うちの子はお触り禁止だ｣
千｢厳しいな｣
それでも手を離してくれない千さん。
百｢じゃあカオルちゃんは俺がエスコートして
あげる！｣
姉鷺｢あら、悪い気分じゃないわね。
金髪碧眼の美形なら、もっと嬉しいけど…｣
金髪碧眼の美形って言われると、すぐ
ナギくんの顔が浮かんだ。
千｢さぁ、行こうかA｣
貴｢は、はい｣
百｢Aちゃん顔真っ赤｣
言わないでください…！
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なつめみく - なんか前回のhit数多すぎてコメント書きづらくてかいてなかったけど、いつも楽しく拝見させて頂いてます！！頑張ってください！！ (10月1日 9時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - この作品大好きです！
是非更新お願いします。 (2019年4月29日 21時) (携帯から) (レス) id: d78a964f1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鳥 | 作成日時：2018年6月23日 21時
