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それからぐるりと歩き、教師陣が観覧する場所に向かった。同じように三回ノックをし、扉を開ける。そこには担任である相澤さんと、プレゼント・マイクを除くヒーローがいた。…そこに、筋骨隆々な姿のオールマイトはいなく、細く萎んだ姿。
『おはようございます、皆さん。』
「おはよう。何の用？」
『オールマイトに少し。』
「あー…と、彼、今少しいないのよねぇ…。後でにしてくれない？」
『何故？そこにいるではありませんか。ふふふ、可笑しな話をしますね。何故目の前にいるのに隠すのですか？…我々が恐ろしいからですか？』
「違う！……えーと…どうして、私の事を？」
そう言うオールマイトに少し首を傾げる。……ああ、そうか、未来では当たり前の事がこの時代では違うのか。
『未来ではあなたのその姿を知っているのですよ。…まあ、この話もまた今度致しましょうか。
今日来たのは本来の目的である「オールマイトの警護」をする為です。あなたの側に二振り侍らせます。二振りの名をそれぞれ薬研藤四郎、前田藤四郎です。』
薬研「よっ。俺っち、薬研藤四郎だ。戦場じゃ頼りにしてくれていいぜ。」
前田「前田藤四郎と申します。よろしくお願い致します。」
『この様な見目をしていますが立派な刀、もしもの時は頼りにして下さい。』
「えっと……よろしくね…？」
薬研「おう。旦那の事はしっかり守ってやるよ。これでも俺は戦場育ちでな、任せてくれ。」
前田「僕は大きな武勲はありませんが、これでも充分強いつもりです。警護の事なら任せて下さい！」
『では、失礼します。薬研、前田、よろしくね。』
そう言い頭を下げ部屋を出た。
あの子たちは一際気配に敏感だから、きっと大丈夫。何も心配いらない。
『＿＿＿＿＿＿ああ、もう始まるわね。』
大きな歓声が聞こえた。
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狐ねぇ - とっても素敵な作品です！何度も読み返してしまいます♪無理をなさらない程度に更新していただきたいです！楽しみに待っていますね♪ (2021年7月31日 16時) (
レス) id: 7b7b6482b0 (このIDを非表示/違反報告)
のん - とてもいい作品ですね！見入っちゃいました！更新楽しみに待ってます頑張ってください(*´ω`*) (2020年5月20日 14時) (レス) id: cc61122175 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 更新楽しみにしてます。頑張ってください (2020年2月4日 22時) (レス) id: d5a0d81ae4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ( ´∀｀ )b (2020年1月6日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
@ - めっちゃっっ面白いです！でも、早く続きが読みたいです (2019年4月1日 15時) (レス) id: 2da2df1e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2019年3月9日 12時
