時透無一郎の親戚は恋柱の継子です【鬼滅の刃】【時透無一郎】【甘露寺蜜璃】

時の流れ　肆 ページ5

甘露寺さんは丁度鬼を殺したらしく私を見た。

そして柔い笑みを浮かべる。


「もう大丈夫。安心して」というように。





なにかの安心感と悲しみに身を包まれて眠った。







甘露寺蜜璃side



囲炉裏ちゃんの両親が亡くなるだなんて…。可哀想だわ…………。

今は意識を失っている囲炉裏ちゃん。

ぱっと見て十六歳かしら？私と年が近そうだわ。

大人びた顔につやつやと光る長い黒髪。





時季家………なんだか聞いたことあるわね。

ん〜とん〜と…。

あっ、そういえばお館様が言っていたっけ？

時透くんの遠いご先祖様が最初の呼吸。

時季家が、時の呼吸っていう凄い呼吸を使う、鬼狩りの一族。








ハッ！？そういえばまだ囲炉裏ちゃん意識失ったままだわね！

しのぶちゃんの家でいいかな！？

うん！よしそうしよう！









、









、









、









暖かい………ここは何処？………………。

体が暖に包まれている感覚。



目が覚める。



するとここは、






「えまってどこですか」





知らない人の家だった。




えまってほんと此処何処だし。

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