占いツクール
検索窓
今日:11 hit、昨日:134 hit、合計:248,539 hit

時の流れ 弐 ページ3

下町に着いて事を済ます途中、木を売って稼いでいる、有一郎と無一郎に会った。

有一郎と無一郎は、私の2つ上の兄だ。




「あ、囲炉裏だ!」



無一郎は笑顔で手を振った。



「そんなことしてないで早く木を売れ」



有一郎は私の方をも見ず、淡々と作業をしている。

やっぱり、有一郎の言うことは嫌いだな。



言うことがきつい。

男が嫌いになったのは、主に有一郎のせいなんだよな。




「ん。じゃあね、無一郎」



「うん。また今度ね!」







と言って有一郎と無一郎別れた。









事を済まし、気づけば夜。


「どうしよう、母さんと父さんに叱られる……」


と思い森の暗い夜の道を歩む。



すると道端に、



「ううっ……お腹が……」



と言いながらお腹を抱えて苦しそうにしている、桜色の髪で白の羽織りを着た女性を見つけた。



「あの、大丈夫ですか?」



その女性に駆け寄り背中をさする。

女性は私を見て作り笑いをした。



「う……ん……」



状態を見るため質問をしていく。



「お腹、どうされました?」


と私が聞くと彼女はへにゃっと笑って答えた。



「空……腹……なのっ……」



さする手を止めて、空腹で腹を抱え込むほどお腹すいたんだろな〜。

と思いながら着物の胸元から、腹の満たせそうなものを出す。



「良かったらこれどうぞ」



と出したのは、



「桜……餅!」



魚屋のおばちゃんが作りすぎて貰った桜餅。

それも大量に貰った。

そんならおばちゃん和菓子屋でもやればいいのにと思い、



「どうぞ、食べてください」



と桜餅を渡した。



「ありがとう!」



と嬉しげに笑い桜餅を食べ始めた。

時の流れ 参→←時の流れ 壱



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
252人がお気に入り
設定キーワード:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , 甘露寺密璃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

戸瀬 湊(プロフ) - さろぺさん» URLってどうすれば貼れるんでしょうか… (11月30日 19時) (レス) id: c291d7c22c (このIDを非表示/違反報告)
さろぺ(プロフ) - 私のボードにURLを貼っていただけますか? (11月30日 19時) (レス) id: 84dcb5da09 (このIDを非表示/違反報告)
戸瀬 湊(プロフ) - さろぺさん» 描いたものってどうすればいいですか? (11月30日 17時) (レス) id: c291d7c22c (このIDを非表示/違反報告)
さろぺ(プロフ) - 戸瀬 湊さん» 大歓迎です! (11月25日 22時) (レス) id: 84dcb5da09 (このIDを非表示/違反報告)
戸瀬 湊(プロフ) - お一人いて言いづらいですが…自分もイメ画描いていいですか…? (11月25日 17時) (レス) id: c291d7c22c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さろぺ | 作者ホームページ:なっしんぐ  
作成日時:2019年5月26日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。