B級ソロの長期任務 (ページ5)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:5,033 hit

4話ページ5

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グラウンドに移動すると、そこに待っていたのは巨大な西洋人だった

『………でか、、』

なんだあれ、ホントに中学生なのか…？？

音的に大人かと思った…

｢今日は皆さんに特別ゲストを紹介しますよ。

スペイン代表のクラリオ･オーヴァンさんです｣

スペイン代表…ね、

あの感じ、今の日本メンバーは誰もあいつ一人には敵わないと思いますけど…

まずオーラが違う

｢はーい、ではみなさん。クラリオさんにお手合わせ願いますよ｣

お手合わせ…ね。

まさかのクラリオ相手に18人での対戦形式の練習が始まった

『私、外に居ますね』

｢はぁーい｣

なんか後ろから小言が聞こえるけど気にしない

サッカーのルールもマネ業も分かんない、ズブの素人の私がいる意味はありません

ベンチ席で座ってるだけなら、大谷さんと神門さんだけで十分でしょう

いつ近界民(ネイバー)が襲ってくるかも分からないし、外で見張りでもしていましょう

もしもの避難ルートも確認しておきたいし

｢櫻井、どこに行くんだ！｣

半ばキレ気味の鬼道さんが怒鳴る

あーあ、、なんか面倒くさそうな奴に目を付けられちゃいましたね～

『別に』

なんにせよ

私がボーダー隊員だってバレないようにしないと

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