こんなはずじゃなかった V7

203話 ページ27

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外に向かう途中、廊下で円堂とすれ違った


ふぉお、生円堂！

こんな近くで見られるなんて、、





｢お、お前が九条か！聞いてるぞ、野坂と西蔭と同じ中学でマネージャーしてたんだよな！｣




『え、あぁ…はい』


……同い年、なんなら精神年齢は私の方が上なのに 何故か敬語で喋ってしまった




｢お前、色んなチームの策をすーぐ見破るって聞いててさ！すっげーなお前！｣



キラキラとした目で見てくる円堂


なんだろう、明日人みたいだ…

いや、明日人が円堂さんに似てるのか？




『そんな、こと…ないです』


｢あ、いまから帰るんだっけ？気をつけろよ！｣




『へ、あぁ…はい



あ、ちょっと待って！』




｢ん？なんだ？｣




『ちょっと、円堂に頼みたいことがあるんだけど……いいかな？』



｢野坂に、じゃなくて？｣




『…うん。悠馬くんの事で ちょっと頼みたいことが…』



｢おう、いいぞ｣



．




『その…ーーーーーーーーーー



…いいかな？』





｢おう！任せとけ！｣



ニカッと笑う円堂


なんか、安心するなぁ



『それじゃ、試合頑張ってね』


｢おう！サンキュな！｣




わぁ、すっごい笑顔…


直射日光浴びた気分だわ





ーーー


in 車内


｢遅い｣


『ｽﾝﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ』



ちなみに、叔父様に

めちゃくちゃ怒られました★



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