消息不明のアイドルは 8 (ページ9)

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149話ページ9

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『それにしても、やっぱり雲の上ってなんだかいい景色ですね』

大谷｢ロシアってどんなとこかな？｣

神門｢私たちが行くカザニは、古いお城なんかがある、綺麗な街ですよ｣

ロシア…かぁ

いつかロシアに発つ日が来るとは思っていたけど…やっぱり、、

大谷｢葵ちゃん？どうかした？｣

神門｢顔色が良くないわ、大丈夫？｣

『あ、へ…平気です…っ！！、、、ただ…』

神門｢ただ？｣

『ロシアで昔、ライブをした事があったんですけど……その時厄介なファンに絡まれまして……』

昔、、と言えど思い出すだけで頭が痛くなる

大谷｢へぇ、じゃあ葵ちゃんはロシア初めてじゃないんだね｣

神門｢葵さんの知名度は国境を超えるのね、、凄い｣

大谷｢でも、厄介なファンに絡まれたって…大丈夫だったの？｣

神門｢ロシアって広いし、ばったり会うだなんて無いとは思うけど…少し心配ね｣

ばったり会う…かぁ

それが有り得るんだよなぁ…

『何かあったら、大谷さんと神門さんの後ろに隠れてもいいですかね…』

大谷｢まっかせて！！葵ちゃん専用ボーディーガードになってあげる！｣

神門｢私に出来ることなら、するわ｣

あぁ、頼もしい……

2人が神々しく思えます…

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