消息不明のアイドルは 8 (ページ5)

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145話ページ5

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『あー、美味しかった』

一星｢ご馳走さまでした｣

『食器は流しに付けておいて、後で片すから』

一星｢それくらいは俺するよ｣

『んー、それじゃ甘えちゃおうかな。あ、そうそう光兄の部屋あるから案内するよ着いてきて～』

荷物を持って、光兄の部屋へ行く

一星｢多いね、ドア｣

『うん、殆ど使ってない部屋ばっかなの…

光兄が帰ってきたら、2人でこのお部屋で隠れんぼでもして遊びたかったんだけど…やっぱ広いお家にしたのはちょっとミスだったなぁ～』

一星｢かくれんぼって…お前何歳だよ｣

『建てたときは10歳ですけどーー』

一星｢そうだった…あ、この部屋は？｣

光兄が指したのは、[作業部屋]と描かれたお部屋

『あぁ、その部屋はね』

ガチャりと開ければ、ブワッとホコリがまう

『おわっ…』

流石に2ヶ月以上空けてたらこーなるよねぇ

『この部屋はね、衣装作りをしている作業部屋よ』

クローゼットを開けると、沢山の衣装が現れる

今まで着てきた服、まだ真新しい服、

一星｢すご…っ全部葵の手作り？｣

『そうだよ、凄いでしょ～！』

傍らには、まだ作りかけの衣装がマネキンに飾ってある

『あー、これまだ未完成の衣装だ…後で完成させちゃおっと』

一星｢…凄いね、葵。ほんとお前は多才だね｣

あ、いいこと思いついた！

『ねぇ、光兄の服作っていいかな』

一星｢…えっ？｣

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