102話 ページ2
．
一方その頃
稲森｢一星、3･2･1で逃げるぞ｣
一星｢えっ！？｣
稲森と一星の2人は、富士の樹海の中で
いかにも戦い慣れている野犬と遭遇していた
稲森｢3･2･1…イナビカリ･ダッシュ！｣
そう叫んだと同時に、一星の手首をグッと握って 稲森が駆け出した
走るスピードが上がり、一星を引きずるように崖の上まで全力で走る
引っ張られている最中、一星は頭の中で｢なんでこうなったんだっけ…？｣と考えていた
一星｢明日人くん、あそこで必殺技使うなんて、、無茶するね…｣
稲森｢はぁ……はぁ……よかった、、なんとか逃げきれて｣
一星｢もう、早く滝見て帰ろうよ｣
稲森がポケットからチラシを取り出した。
稲森｢えーっと、、、あれ？｣
一星｢まさか…｣
稲森｢全然わかんない！｣
一星｢見せて！｣
と、一星は稲森からチラシを奪うように取り上げた
取り上げたチラシには、滝までの地図が書かれてあった…が、、
一星｢なにこれ！？こんなんで着くわけないよね！？｣
稲森｢あ、でも大丈夫だ！！｣
そう言うと、稲森はジャージのポケットからスマホを取りだした
稲森｢あ、圏外…｣
一星｢そりゃ、富士の樹海だからね｣
稲森｢あ、でも大丈夫だ！！｣
今度は手首に巻いた通信機器[イレブンバンド]を顔に寄せた
稲森｢これも圏外！？｣
一星｢そりゃ、富士の樹海だからね！｣
稲森｢俺達、富士の樹海に突っ込んで来ちゃったの！？｣
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
潮田 さとう(プロフ) - かなえさん» 嬉しいです！！ありがとうございます〜っ！！ (2019年12月26日 13時) (
レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - 続きがすごく気になってたので嬉しいです！アイドルのメンバーの子達もすごく可愛いです！このお話が本当に大好きです！ (2019年12月26日 10時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：潮田 さとう
| 作成日時：2019年11月8日 1時
