俺達のプロデューサーに彼女が出来た件について

２話 ページ3

あんずside



今日の練習は途中から身について無かったなぁ…


うう…やっぱ私が原因かなぁ




あんず｢…ただいま〜｣


玄関のドアを開けるとふわりと美味しそうな匂いがする




『あ、帰ってきた〜♪おかえりっ！』


部屋の奥から元気な可愛らしい声が聞こえる




あんず｢わっ！Aちゃん、帰ってたんだ〜！ただいまぁ｣


アッシュピンクの髪の毛を揺らしながらお玉を持って、トタトタと走ってこっちに来るAちゃん



ううん、これにフリフリの白いエプロンがあったら100点だなぁ…今度作ろう←





『あぁ！！今、変なこと考えたでしょ？もー！』


プクッと頬を膨らまして、ポカポカと力なく私の胸元を叩く



ああああ…萌え！！！





『あ、あんずちゃん！ご飯にする？お風呂にする？それとも〜…わ･た･し？』


そう言って悪戯っ子のような笑みを浮かべるAちゃん



ああ、もう！！




あんず｢Aちゃんに決まってるでしょ！！！！｣


『きゃー♡』






潮田Aちゃん、私の大切な人
小さくて可愛くて他の人とは全然違う

今まで付き合ってた男の子達とは違う
とっても甘い気持ちをくれる




『それじゃ、私とお風呂の刑だぁ！！』




あぁ、幸せ…♡

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