9話 ページ10
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『……てな事があってね、聞いてる?ゆっきん?』
《いや、Aちゃん彼氏いたの!??》
電話の向こうで ビックリした声を出してるいるのは、仕事の関係で仲良くなった友達。通称ゆっきん。
周りからはユッキーとか呼ばれてるみたいだけど[ゆっきん]の方が可愛いと思うんだよね。
《そっか、出遅れちゃったな》
『ん?なにが?』
ちょいちょい考えてること分からないんだよな、この人。
歳は向こうが1個上だけど、立場上は私の方が上だから 敬語は要らないって言われて フレンドリーに接させてもらってる
「Aちゃん、そろそろ」
バインダーを持ったマネージャーが申し訳なさそうに声をかけてきた
『あ、はーい。それじゃ、そろそろ仕事始まるから また今度ね』
《うん、また》
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「Aちゃん スタンバイお願いしまーす!」
『はぁーいっ!』
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肩より上で切りそろえた金髪、生まれつきの桃色の瞳は 周りからはあざとくて可愛いと評判。
わざとらしく語尾を上げて 小走りで楽屋を出た。
今日の私は 周りからアイドルのように可愛がられる純粋で天然なヒロイン
さて、今日もお仕事 行きますか。
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彩華(プロフ) - 初めまして!イナイレの夢小説の時から読まさせて頂いております。作者様の小説は以前から程よい感じの恋愛小説ですのでとても私の好みにハマって読みやすいです。お忙しいとは思いますがこれからも更新頑張ってくださいね。 (7月3日 1時) (レス) @page14 id: 2b870d0ab1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:潮田 さとう | 作成日時:2023年6月27日 3時