4話 ページ5
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『簡単に説明すると、今の凪くんは学校で言う御影くんポジションなのね？』
「レオ……？」
ピンと来ないのか、首を傾げた凪くん。
『そ。頭も良いし、サッカーも上手くてイケメン、しかもあの御影くんとつるんでる…今のキミは御影くんみたいに、女子の注目の的なの。
小学校でいう、一時期足の速い男子がモテたりするあの現象だよ。』
「…はぁ、、」
『女の子はね、みーーんなミーハーなの。
キミの彼女の座を狙ってくる人沢山いたでしょ？？それなのにキミがあんなこと言うから 今の私は絶対女子に悪い意味で注目される。
自分が好きになった人に 好きな子が居たら蹴落としたくなるもんなの。。学校で私から距離とって 私がいじめられたらキミのせいだからね』
「面倒くさ…」
お前が撒いた種だろうが。
『嫌なら私、今からでもクラスのみんなの前でキミのこと振るけど。』
「そしたらまた女子から囲まれるじゃん」
『でも私と一緒にいるのは面倒くさいんでしょ？』
むっ…と 考え込むと、ようやく決心したのか 深い溜息をついた。
「…わかった。学校では西野といる。俺が勝手に西野の名前だしたわけだし、俺のせいでいじめられるのはもっと面倒。」
『よし。そんじゃ、契約成立ね。
これからよろしくね、凪くん』
「よろしく、西野」
凪くんに手を差し伸べて、ギュッと握手を交わした。
悪いけど凪くん
キミは私のために、仕事の練習相手になってもらうからね。
悪く思わないでね
．
．
『あ、それから凪くん。学校では一緒に居るだけじゃダメだからね。』
「……なんで」
『恋人らしいことしないと すぐバレちゃうから』
「わかった」
こうして
私と凪くんの かりそめの関係が始まった
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彩華(プロフ) - 初めまして！イナイレの夢小説の時から読まさせて頂いております。作者様の小説は以前から程よい感じの恋愛小説ですのでとても私の好みにハマって読みやすいです。お忙しいとは思いますがこれからも更新頑張ってくださいね。 (7月3日 1時) (
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作者名：潮田 さとう
| 作成日時：2023年6月27日 3時
