愛されたい系悪女VSクールビューティ

1話 ページ2

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「A、今日からコイツ東卍入るから頼むわ」


『……は？』






急に幼なじみにそう言われ、紹介されたのは薄い桃色の髪の毛を2つに縛った超絶美少女だった


もしかして、アレか？





「ほら、自己紹介」

『あ、青柳Aです。よろし』


「姫宮みくるって言いまぁす♡よろしくねぇ♡」




遮るねぇ、やっぱアレじゃん

ぶりっ子系悪女じゃん。予想通りだったわ




「じゃ、あと頼むわ」

『丸投げかよ』




マイキーはそれだけ言うと、神社の方へ行ってしまった


なーんでアイツはいつも面倒事を押し付けるのか。

なんなら増やしている気もする。





『姫宮さん、とりあえず今から集会始まるから 階段の下で一緒に待っ』


「青柳…ってことは、アンタがマイキーくんの彼女？」


『は？』




遮られた挙句、今度はとんでもない勘違いをしていらっしゃる？？？？


「惚けたってムダ。幼なじみなんだし、どうせ2人っきりになった時にイチャイチャしてるんでしょ！」


『してないけど』



「フン！まぁ、この私が東卍に入ったからには、アンタの愛されポジションなんて私がかっさらってやるんだから！！！」




愛されポジション……ねぇ、、







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