標的３８３＊時間 ページ18
《マーモンside》
貴「そういえば…………」
3人で話をしてる時、思い出したような声を出した沢田。
貴「呪いって何なんですか？」
マ「ムッ」
僕が戦いの時、バカチビ共に言ったことだね。
べ「王子も知りて―。」
マ「言わないよ。」
ボスにだって言ってない。
アルコバレーノの呪い。
べ「いいじゃん。」
マ「やだね。」
こればかりは、いくら金を積まれても言わないさ。
ベルがものすごく不満そうな顔をする。
べ「沢田も知りてーんだろ？」
貴「ん…………でも、言いたくないことは無理に聞かないよ。誰にでも言いたくないことはあるし………。」
マ「ベルも見習いなよ。」
ベルは何でも「王子だもん」で話をつけるんだから。
不満そうにしてたけど、
べ「……………ちぇ。」
何とか引き下がってくれた。
いつか言わなきゃいけない日が来るかもしれない。
その時は、ちゃんと言わないとね。
べ「あのさ、沢田………」
貴「ん？」
ベルが少し迷うよな素振りを見せる。
べ「沢田じゃなくてさ、名前で呼んでいい？」
ベルがそう言うと、沢田はすごく驚いた顔をした。
ベルが誰かにそういうなんて、本当に珍しい。
ベルにとって、彼女はそれだけ意味のある人なのかもしれない。
貴「もちろん！」
欲しかった物を与えられた子供のように、すごく嬉しそうな笑顔。
マ「僕に敬語も“さん”付けもいらないよ。」
貴「うん！」
3人での会話。
自分達が暗殺者だってことを忘れてしまいそうな時間。
べ「んじゃ門外顧問のこと知らなかったわけ？」
貴「知らなかった。」
マ「マフィアだなんて言えないさ。」
貴「何の仕事してるのって聞いたら、世界中の交通整備って答えが返ってきたもん。」
べ「しししっ！ んだよ、それ！ ありえねー！」
笑って、楽しんで………
それに、彼女のことを知って、
べ「双子の兄がいたけど、ゴキブリと間違えて殺しちまったし♪」
貴「普通間違えないよね！？」
マ「ベルに普通は当てはまらないよ。」
貴「ベルはよくマーモン抱っこしてるの？」
べ「してるぜ。」
マ「いい加減にやめてよ。」
べ「やだね。だってオレ、王子だもん。」
僕たちのことも知ってもらえる
そんな時間。
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桜(プロフ) - 猫かぶりアリスさん» ありがとうございますぅぅぅ！！ すごく嬉しいです！ 手紙とかｗ直球なザンザスらしくしようと思うとすごく悩みましたｗ 未来編もよろしくお願いします！ (2016年10月17日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫かぶりアリス(プロフ) - うわぁぁぁぁぁぁぁ！スッゴクよかったですっ！手紙とか…手紙とかっ////（←）未来編も頑張ってください♪ (2016年10月16日 19時) (レス) id: 798be86e6f (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 藤式部さん» いつも、ありがとうございます！ いよいよ未来編！これからもよろしくお願いします！ (2016年10月15日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - エレインさん» 来ますよ！未来が！ どうなるでしょうね。今からドキドキですｗ (2016年10月15日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 獅子王さん» ヤバいくらいとは、ありがとうございます！ｗ サイコーと言ってもらえて嬉しいですｗ 頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2016年10月15日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年9月5日 18時
