標的２８１＊あんぐり ページ17
《雲雀side》
ピンクの髪の人に言われて来たのは………
チ「これが雲の守護者バトルの戦闘フィールド、クラウドグラウンドです。」
グラウンド。
有刺鉄線で囲まれてる上、自動砲台に重量感知式のトラップ。
………………また僕の学校を。
でも、いいね……。
ゾクゾクするよ。
山「Aは来る必要ねーのさ。ヒバリはうちのエースだからな。あいつは負けねーって。」
草食動物たちが相手と言い合ってる。
ボス猿もいる。
………エースじゃないけど。
野球部の彼らしい言い方。
僕には関係ない。
Aの仲間でもないし、僕のやりたいようにするだけ。
Ｘ「エース…………ぶはーはっはっ！ そいつぁ楽しみだ！」
雲「………………。」
笑ってる。
何が楽しみなのか知らないけど。
僕はフィールドに入る。
僕がすることは変わらない。
目の前の相手を倒すだけさ。
チ「雲のリング。ゴーラ・モスカvs雲雀恭弥、勝負開始！」
ガシャンッ
ドウッ！
雲「ワオ。」
どうやら機械仕掛けらしい。
まっすぐ僕に向かってくる。
それで、僕に勝てると思ってるの？
ズガガガガガッッ！
指先からの弾。
それくらい簡単に避けられる。
それに……………
ゴギャ！
雲「相手にならない………」
ドオォン！
僕の後ろで、機械仕掛けが爆発した。
カチ…………
確か、こうしてリングを合わせれば勝ちだっけ？
なら、もう終わり。
雲「これ、いらない。」
あんぐりしてるピンクの髪の人にリングを渡して、彼を見る。
終わったんだから、僕の好きにしていいよね。
雲「おりてきなよ、ボス猿。」
ボス猿は笑みすら浮かべてる。
それを見ると、僕も自然と笑みが浮かぶ。
雲「サル山のボス猿を咬み殺さないと、帰れないな。」
軽くトンファーを構える。
雲「それとも、Aを先に咬み殺してからにしようか？」
その瞬間、ボス猿の足が地を蹴った。
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桜(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます！ 争奪戦の終盤は書いてても楽しかったです！ (2017年7月14日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌 - 面白いです (2017年7月14日 7時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 猫かぶりアリスさん» そう言ってもらえて嬉しいです！まだまだ続く大空戦！これからもよろしくお願いします！ (2016年7月22日 10時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫かぶりアリス(プロフ) - やっばいです！この後の展開楽しみです！無理しない程度に頑張って下さい！更新待ってます！ (2016年7月21日 22時) (レス) id: 798be86e6f (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - マコさん» いえいえ！そんな時もありますよ〜。長ーい目で見守ってやってくださいｗ まだまだ続きますからね！ (2016年7月21日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年6月6日 17時
