標的1459＊頼もしい二人 ページ10
Ｘ「呼ぶのか？」
貴「うん。ネーヴェも色々知れると思うし。」
Ｘ「………………。」
貴「ふふっ。信頼できる人だし、女性誰にでもそういう人ってだけだから。」
嫌そうな顔のザンがなんだか微笑ましい。
思い出すのは今までも色々助けてくれたシャマル。
出会う女性誰にでもあぁなんじゃないのかなぁ。そういう人だから。
貴「獄寺君。連絡できる？」
獄「アイツの連絡先は知らなくて……まぁボンゴレの伝手で探しま…」
ネ「それならアルベルトに連絡します。私の経験不足が招いた事ですから。」
構わないかって自分を見る青い瞳に、獄寺君も頷いた。
ネーヴェはすぐにアルベルトさんに連絡をとった。了承してもらえたみたいで「早く連れてく」って伝言があった。
……シャマルは色んな所から指名手配されてるから見つけるのも大変だろう。
それから数日後がたった日。
「Aちゅわ〜ん！」
Ｘ「カッ消す。」
「！？ おいおいちょっと待て。おまっ…それ本気の目！ マジはやめろ！」
執務室の扉を開け飛び込んできたシャマルが、ザンに眉間に銃を突き付けられて顔色を変えた。
その様子に獄寺君は頭を抱えてる。
私も苦笑を浮かべてると、シャマルに続いて執務室に入って来た人が二人。
ネ「なんとか見つかったみたいね。」
「あぁ。身を隠しててな、ちっと手間取った。」
世界中を旅する動きやすい服装と必要最小限の荷物を持った、アルベルトさん。
会うのは久しぶりだ。今は定期的にアクアファミリーに帰ってるってネーヴェに話には聞いてたけど。
ア「久しぶりだな。ボンゴレ十代目。」
貴「お久し振りです。シャマルを連れて来てくれてありがとうございました。」
ア「いんや。ネーヴェからあんたに関わるかって言われちゃ、断るわけにもいかねぇしな。」
フッと笑みを交えた声音は手間も苦労も感じさせない。
そうやって頼みを引き受けてくれるのは、きっと過去の事からだろうと思う。
ア「それと、ガキが出来たらしいな。おめでとさん。」
貴「ありがとう。」
ア「ガキの世話なら、俺もラーゴやネーヴェで心得がある。何かあれば相談に乗るぜ。」
貴「本当？ 助かる。」
ア「ま、こういう世界だしな。後はギア様に聞くとか……」
リ「おめーら、とりあえず座れ。XANXUSもアルベルトを睨みすぎだぞ。」
Ｘ「あ？」
思わぬ子育て経験者に巡り合えて喜んでると、リボーンに呆れられ。思わず二人で笑った。
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桜(プロフ) - あもさん» あわわっ…！ ありがとうございます！ ザンザスにとっても救いのある夢主だったらいいなぁと思います。嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2022年10月5日 17時) (
レス) id: 8e0b3a4d97 (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品はザンザスが大好きな私にとってとても救いのある作品で、ザンザスが幸せになれて嬉しかったです。こんな素晴らしい作品を作って下さり本当にありがとうございます！！！ (2022年10月5日 14時) (レス) id: 656bb5ebbb (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - ヨモギさん» ありがとうございます！ 出来るだけ毎日を意識していたので大変だったでしょう？ 楽しんでいただけてとても嬉しいです！ 完結まで読んでいただき、本当にありがとうございます！ (2022年7月30日 17時) (レス) id: 8e0b3a4d97 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ(プロフ) - 完結おめでとうございます！一年に一回は確認に来て、更新頻度に驚いていた数年間でした。毎日来れていたわけではありませんが、とても楽しんで読ませていただきました！本当にお疲れ様でした！ (2022年7月28日 20時) (レス) @page23 id: 50bd13428b (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 夏目さん» ありがとうございます。心の支えになっていたなんて嬉しいですっ。きっとこれからも明るい日々を送ってくれると作者も祈っています。今までありがとうございました！ (2020年6月15日 18時) (レス) id: 8e0b3a4d97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2020年4月14日 18時
