【REBORN】包容する大空 ⅩｘＸⅡ【XANXUS】 (ページ27)

今日:1 hit、昨日:18 hit、合計:100,163 hit

標的1431＊いつかへのページ27

翌日、私達はボンゴレに戻る事になった。

アクアファミリーのアジト前で迎えの車が停まっている。

それを見てから、ゴッチャさんたちと向き合う。

貴「それじゃあ、短い間でしたがお世話になりました。」

ゴ「いえいえ。お世話になったのはこちらです。」

ラ「えぇ。ありがとうございました、A様。」

ギ「……いずれまた、お会いしましょう。」

ネ「今度はこちらにゆっくり滞在して街にでも行きましょう？」

貴「はい！」

また、ここへ来たい。

その時はきっと今回以上に楽しい時間になる。

山「街の人達も親切にしてくれたな！また来ようぜ！」

了「うむ。穏やかな良い場所だ。」

ク「すごく楽しい時間だった。ありがとう。」

ラ「ランボさんまだここに居たい。」

獄「もう帰んだよ。」

皆もここが気に入ったようで嬉しい。

また皆で来たいと、そう思える。

リ「おっ、そうだ。」

不意にリボーンが何か思い出したような声を上げた。

それに見れば、山本の肩に乗ったリボーンはニヤリと口角を上げている。

リ「ネーヴェ。おめー、Aの主治医にならねーか？」

突然の言葉に、私達もネーヴェさんたちも驚きを顕にする。

主治医……？私の……？

リ「とは言っても、Aがボスになってこっちに住むことになった時、だけどな。」

了「病院の医者ではいけないのか？」

リ「マフィアのボスがホイホイ病院ってわけにもいかねーだろ。それに信用できる相手じゃねーと命狙われるのが当たり前の世界だ。」

確かに、命を診せる相手は慎重に選ぶというのは、マフィアの世界を考えれば分からなくもない。

信用できる相手を自分で選びたいだろう。

リボーンがまだ驚いているネーヴェさんを見る。

リ「ここと行き来するようにしても、ボンゴレに住み込んでもいい。そこはAと相談してくれ。」

ネ「で……ですけど、そんな大役私に務まるとは……」

リ「まだ時間はある。考えるだけでも考えてくれ。断っても構わねーし、それでAが怒るわけねーからな。」

ネーヴェさんは突然の事に驚いてる。

ボンゴレボスの主治医なら、なる側も緊張するだろう。

医術の知識と腕を持ち、マフィアの世界に身を置き、それなりに武の腕もある方が良い。

貴「ねぇ、リボーン。それってシャマルじゃ駄目なの？」

不意に、知り合いが浮かんだ。