標的123‐4＊恋人リボーンと…… ページ38
山「じゃあ、そっちのXANXUSとは仲良い訳じゃねーのか？」
山本の言葉に私もそれが気になった。
どうなんだろう……。
リング争奪戦以降、もしかして仲悪いのかな……？
貴(パ)「ツナにも聞かれた……。」
リ「こっちを知ってるからだろうな。」
パラレルワールドの私がどこか力ない笑みを浮かべて話してくれる。
その膝に乗ったリボーンはのんびりしてて、今にも昼寝を始めそうだ。
貴(パ)「仲は……多分悪く…ないと思う。」
貴/獄/山「多分？」
頬を掻いて苦笑を見せる私に、私達も声が揃った。
XANXUSさんは興味がないようで、ずっと私を後ろから抱き込んで髪を梳いてる。
貴(パ)「イタリアに行った時に会うこともあるし、時々お茶もしてくれるし……。」
獄「まぁ……それなら確かに悪くはないッスね。」
「嫌なら絶対しないでしょうし……」ってこっちのXANXUSさんを見て呟く獄寺君に「だろうな」と返すXANXUSさん。
それを思えば、こっちの世界とは距離があるんだろうと思う。
なんだか想像できない………。
私が特別XANXUSさんとの距離が近いからなのかな……？
貴(パ)「うーん………。でも、たぶんだけど、今以上距離が近くなるとは思わない。」
山「そうなのか？」
貴(パ)「うん。…………なんとなくだけど。」
獄「十代目がそう仰るなら、そうなんでしょうね……。」
縮まらない距離、か……。
何だろう。それはそれで少し悲しいような気持ちになる。
私のそんな気持ちに気づいたように、私のお腹に回るXANXUSさんの腕が私を引き寄せる。
そっとXANXUSさんを見れば、じっと見返される。
なんでもお見通しって、狡い………。
リ「それぞれの世界で良いじゃねーか。」
リ(パ)「だな。」
全く同じ世界なんてないだろう。
それぞれの世界の人たちが選ぶ、色んな道があるんだろうと思う。
私がいるこの世界も、私が選んだ道や関係だろうから。
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» ベルは大事と思ったものは護りぬく素敵な王子様だと思います。夢主にとってもベルにとってもこれからも良く友人として笑い合える二人だと思います。 (2020年1月1日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - ベルが主人公守る話良かったです友達である主人公とXANXUSの幸せを願って主人公を守るベルかっこいいですやっぱり王子だなと思いました (2020年1月1日 17時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 作者もそんな感じがしますｗ (2019年12月28日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - なんかリボーンが二人いるとろくなことがない気がするリボーンってどこの世界でもこんな気がする (2019年12月28日 17時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 真菜さん» ありがとうございます！ これからも楽しんでいただけるよう頑張ります！ (2019年1月1日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2018年10月26日 18時
