標的123‐1＊もしも、恋人リボーンの2人が包容世界にやって来たら……？ ページ35
【もしも、恋人リボーンの2人が包容世界にやって来たら……？】
鏡を見ているようだと思う。
私とそっくりな人が私の前で目を瞬く。
リ「そっくりだな。」
リ「全くだぞ。」
そう言うリボーンも2人。でもこれはツナたちの世界と関わった時にも見たことがある。
だから違和感もない。
貴「えっと………」
貴「パラレルワールド、だよね………？」
ただ、私は違和感がある。
＊
ある日のこと。
私、リボーン、XANXUSさん、獄寺君と山本が家に来ていた時、その事件は起こった。
見慣れた煙と、それが晴れた時に見えた人。
私ともう1人の私が固まる中、皆は驚きがある中でもすぐに立ち直ったみたい。
リ「パラレルワールドのAだな。」
リ(パ)「この世界もパラレルワールドか。」
山「えっと……じゃあ、ツナと会った時みてーなもんだよね？」
獄「あぁ。つってももう1人の十代目を見るのは初めてだけどな……。」
パラレルワールドの私というものは、ツナしか知らない。
だからこうして目の前に自分とそっくりな自分を見るのは初めて。
貴(パ)「もしかして、ツナが言ってた世界………？」
貴「え………。ツナを知ってるの？」
知ってる名前を聞いてなんとか頭が働きだす。
目の前の私は「うん」って頷いた。
なんでも一度だけ会ったことがあるらいし。
な、なんだか関わりすぎてる気がしてきた……。
貴(パ)「………自分がもう1人って、変な感じ。」
貴「私も……」
同じことを感じていたみたいで、揃ってクスリと笑う。
元に戻るまではこれで過ごすしかないんだよなぁ……。
苦笑して頬を掻くと、お腹に回された腕に力が篭った気がした。
貴「XANXUSさん？」
Ｘ「…………………。」
返事はなく、じっとパラレルワールドの私を見てる。
目の前の私はその視線に少しオロオロしてる。
じっと見られると恥ずかしいから。
リ(パ)「人の女じろじろ見てんじゃねぇ。」
Ｘ「あ？」
パラレルワールドのリボーンとXANXUSさんが睨み合う。
だけどそれを止めるより、リボーンの言葉が頭で木霊していた。
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» ベルは大事と思ったものは護りぬく素敵な王子様だと思います。夢主にとってもベルにとってもこれからも良く友人として笑い合える二人だと思います。 (2020年1月1日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - ベルが主人公守る話良かったです友達である主人公とXANXUSの幸せを願って主人公を守るベルかっこいいですやっぱり王子だなと思いました (2020年1月1日 17時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 作者もそんな感じがしますｗ (2019年12月28日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - なんかリボーンが二人いるとろくなことがない気がするリボーンってどこの世界でもこんな気がする (2019年12月28日 17時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 真菜さん» ありがとうございます！ これからも楽しんでいただけるよう頑張ります！ (2019年1月1日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2018年10月26日 18時
