標的1046＊絶望と希望 ページ3
《リボーンside》
呪解時間をオーバーした所為で、体が小さいそれに戻った。
前にも呪解してたしな。
そう考えて目の前の戦いを見る。
全身から死ぬ気の炎が溢れ出ているA。その目は確かに死ぬ気の目だ。
貴「全ての細胞があなたを倒すために死を覚悟した。」
死ぬ気の到達点。
それに達したAから、バミューダは目を逸らさない。
貴「今の私は、あなたが第八属性の炎を創った時と同じ境地。そうでしょう？」
バミュ「そうだ……。僕は絶望の中、チェッカーフェイスへの復讐の権化へと変異した。」
絶望か……。それが復讐のみを抱く復讐者を生み出した。
Aが表情を変えず、その強い目でバミューダを見る。
貴「…………どうやら違ったみたい。」
バミュ「なに……？」
貴「私の死ぬ気の炎は絶望からじゃない。希望から生まれる。」
そしてそれを灯し続けるのは、仲間という存在。
Aらしいことだ。
バミューダはAの背後を取るようにワープするが、今のAには通用しねぇぞ。
今のAにはバミューダのショート・ワープを避けることは簡単なことだ。
死ぬ気状態に超直感もあるんだ。
バミューダの攻撃をAは完全に封じる。
バミュ「致死率100％の最終奥義で葬ってやる！」
夜の炎の穴がバミューダを囲むようにいくつも灯る。
ショート・ワープを連続させて速度を上げるみてーだ。
夜の炎の穴を繋ぐようにバミューダの残像が見える。
実体を追うことも難しい。
ドッ………！
宙に現れた夜の炎から飛び出して来たバミューダ。
それが目で追えない速さでAに迫り――――
貴「はぁあああ！！」
Aの拳が、バミューダを吹っ飛ばした。
当然だな。バミューダにどれだけスピードがあっても今のAには敵わねーだろう。
吹っ飛んだバミューダと一瞬目が合う。
お前の負けだ、バミューダ。
Aの死ぬ気を甘く見たんだ。
Aはオレの自慢の生徒だからな。負けるわけねぇ。
ボッ！
Aが倒れて動けないイェーガーのボスウォッチを壊した。
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桜(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます！ 上手く進めていけるか不安もありますが、頑張ります！ (2018年9月14日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - Misakiさん» ありがとうございますっ！ これからも続けて行けるよう、楽しんでいただけるよう、頑張りますっ！ (2018年9月14日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - アキラさん» 作者も見たいですっ！ｗ 恋人らしい一年にできるよう頑張ります！ (2018年9月14日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 面白いです！オリジナルストーリー楽しみにしてます！ザンザスとの絡み？どうなるのかとっても楽しみです！これからも更新頑張ってください！ (2018年9月14日 0時) (レス) id: a998d0df73 (このIDを非表示/違反報告)
Misaki - 大好きです！まだ続いてくれて嬉しいです (2018年9月13日 22時) (レス) id: 069765687e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2018年7月22日 18時
