標的1045＊死ぬ気 ページ2
《リボーンside》
ユ「Aさん！」
γ「何をしたんだ！」
他の奴らには分からないだろう。俺がAに死ぬ気弾を撃ったことも、それがなぜなのかも。
だが生憎、説明してやれる時間がない。
バミュ「今のは死ぬ気弾だな。だとすれば生きている。」
あぁそうだ。Aまだ倒れてねぇ。まだ戦える。
バミューダが倒れたAの頭上にワープし、その手を突き下そうと
ガッ！
バミュ「！」
他の誰でもない、Aがその手がバミューダの手を止めた。
骨の軋む音が聞こえそうなほどに強い力。
それだけでもバミューダには訳が分からないだろう。すぐAから距離を取った。
ふらっ……
ゆっくりとそれでも確かな足でAが立ち上がった。
普通なら自分の中の新たな自分が顔を出す。
だがAって女は、いつも本当の死ぬ気を心に秘めている。
全く大した奴だ。
ふらふらなA。俯いていてその表情は見えない。
ガシャ！
獄「十代目！？」
山「VGを外したのか！？」
了「どういうつもりだ！？」
それでいい。
それがお前の強さで、お前の武器。これからの死ぬ気に武器はいらねぇ。
お前はこれまで幾多の困難を死ぬ気でくぐりぬけてきた。
力という強さも身に付いた。
だが、Aの本当の強さはそれじゃねぇ。
お前の本当の強さは、迷わず突き進む強さ。自分を信じる強さ。
お前はいつもそれを持っている。
それが本当の死ぬ気だ。
『迷わないこと、悔いないこと、自分を信じること』
初めの頃は迷ってばかりだった。
だが死ぬ気を繰り返すたび、迷いながらも突き進む強さを持つようになった。
それがだんだんと迷わず進む強さになった。
確実に成長した。
仲間も当然、自分を信じる心を持つようになった。
自分の心に嘘をつかない。自分の意思にまっすぐに進むのは、いつも変わらないお前の道。
お前は最初から死ぬ気の欠片を持っていた。
それが幾多の困難の中で大きなものに変わった。
そしてそれが本当の自分が持っているものであると、自分自身だと気づいた時、お前は感づいた。
死ぬ気の向こうにある、究極の死ぬ気。
昨日、お前がオレに見せた炎にその発芽をみた。
本当にお前には驚かされてばかりだ。
なぁA。
きっかけはやったぞ。またオレを驚かせてくれ。
Aの、静かでありながら譲らぬ強い死ぬ気を秘めたオレンジの瞳が見えて、全身から炎が噴き出した。
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桜(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます！ 上手く進めていけるか不安もありますが、頑張ります！ (2018年9月14日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - Misakiさん» ありがとうございますっ！ これからも続けて行けるよう、楽しんでいただけるよう、頑張りますっ！ (2018年9月14日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - アキラさん» 作者も見たいですっ！ｗ 恋人らしい一年にできるよう頑張ります！ (2018年9月14日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 面白いです！オリジナルストーリー楽しみにしてます！ザンザスとの絡み？どうなるのかとっても楽しみです！これからも更新頑張ってください！ (2018年9月14日 0時) (レス) id: a998d0df73 (このIDを非表示/違反報告)
Misaki - 大好きです！まだ続いてくれて嬉しいです (2018年9月13日 22時) (レス) id: 069765687e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2018年7月22日 18時
