標的101‐1＊夢主とXANXUSと百人一首 ページ8
【夢主とXANXUSと百人一首】
《XANXUSside》
平凡な住宅街を歩く。
もう慣れた道だ。
迷うことなく進んでいけば、見えてきた1軒の家。
その門をくぐり、扉横のインターフォンを押す。
ピーンポーン
多くは、ここでAの母親が出てくる。
Aとも似ていると感じる。
貴「はーい。」
がちゃりと扉を開けながら聞こえた声は、耳を震わす音。
見下ろすように視線を下げれば、目が合う。
貴「XANXUSさん。こんにちは。」
Ｘ「あぁ。」
髪を下ろし、ラフな恰好をしているA。
家の中に足を踏み入れ、靴を脱ぐ。
この感覚にも慣れてきた。
貴「部屋にどうぞ。今お茶淹れてきます。」
Aの笑みに頷き、階段を上る。
上ってすぐがAの部屋だ。
がちゃり
その扉を開ければ、明るめの色で統一された室内が視界に入る。
リ「ちゃおっス。」
その体に合った椅子に座ったリボーンが居た。
片手にコーヒーカップを持っている。
寛いでんじゃねぇか。
リ「思ったより早かったな。」
Ｘ「急ぐ理由しかねぇんでな。」
俺の言葉に「そうだな」と口角を上げる。
視線を逸らして、目に映ったのは勉強用とは別の机に載った、小さな四角い札の数々。
何だ……？
床に座り、それを手に取る。
平仮名ばかりの札と、人の絵と短い文が書かれている札。
リ「百人一首だ。Aと見ててな。」
これがそうか。
聞いたことはあるが、実際に見たのは初めてだ。
貴「お待たせしました。」
タイミング良く、Aがカップを載せた盆を手に戻って来た。
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» あの二人はそっくりです。なにかと似てる人がいますね (2019年12月29日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - そういえばリボーンの漫画２４巻にボンゴレ二世がちょっとだけ出てましたけどXANXUSに瓜二つですよね？しかも憤怒の炎も共通点すごい (2019年12月29日 14時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - はい…！ (2018年7月12日 19時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 尾崎紅葉さん» 逆性格をしましたが、それとはまた違う感じですね……。感情ナシですか。難しそうですが、なんとか頑張ってみます！ リスペクトだなんて、そんなことないですよっ……！ でも、嬉しお言葉ありがとうございます！ これからもよろしくお願いします！ (2018年7月12日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - もしも夢主ちゃんの感情が前世の所為でなかったらというので感情のない夢主を周りはどう思っているかです。長くてすみません。桜さんの作品は本当にリスペクトです。これからも頑張ってください！長文失礼しました。 (2018年7月12日 18時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2018年5月3日 18時
