標的107‐3＊原作9 ページ36
《包容十年後XANXUSside》
べ「ホント、ボスとそっくりじゃん。」
マ「髪色が違うんだね。」
べ(包)「そーそっ。だから‟栗ボス”なんだよな？」
俺の隣で息子がカス共と話している。
だが、当の息子はこの世界のカス共を見ているばかり。
フ(包)「栗ボスー？ どうかしましたか？」
レ(包)「坊ちゃん。何か？」
カス共が息子の様子を窺う。
気分でも悪いか？ 驚きすぎたか？
そう思っていると、息子が俺を見た。
？「どうして、皆がもう1人いるの！？ 変だよ！」
Ｘ(包)「ぶはっ！」
ス(包)「今更かぁ！」
べ(包)「しししっ♪」
どうしてか必死に俺の腕を引く息子に笑いを堪えられない。
同じようにこちらの幹部は揃って笑う。
フ(包)「栗ボス、ずっと考えてたんですかー？」
？「うんっ！」
ル(包)「すぐに聞いてくれてよかったのよ？」
？「だって、皆こわい顔してないかったもん。わるいことじゃないんでしょ？」
レ(包)「そうだな。」
マ(包)「それよりボス、ちゃんと説明してなかったの？」
してねぇ。
笑う程に拗ねる息子。
仕方がない。こういう状況だ。説明するか。
Ｘ(包)「パラレルワールドだ。だからおかしかねぇ。」
マ「ちょっとボス。それでちゃんと分かるの。」
レ「幼くては難しいのでは……？」
パラレルワールドについては「もしも」だと説明してあるんだが……。
どうかと見れば、考え込んでいる息子。
Ｘ「……………分からなきゃ聞け。確認で繰り返せ。」
べ(包)「あ。ボスの授業が始まりそう……。」
ル「授業？」
ス(包)「こっちでも偶にやってる栗ボスの勉強だぁ。」
ス「う゛ぉぉぃ……。本当に暗殺部隊かぁ？」
フ(包)「ミーも思いますー。」
両世界のカス共が身を寄せ合ってコソコソと言っている。
それを横目に、息子の言葉を聞くことにした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 499人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» あの二人はそっくりです。なにかと似てる人がいますね (2019年12月29日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - そういえばリボーンの漫画２４巻にボンゴレ二世がちょっとだけ出てましたけどXANXUSに瓜二つですよね？しかも憤怒の炎も共通点すごい (2019年12月29日 14時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - はい…！ (2018年7月12日 19時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 尾崎紅葉さん» 逆性格をしましたが、それとはまた違う感じですね……。感情ナシですか。難しそうですが、なんとか頑張ってみます！ リスペクトだなんて、そんなことないですよっ……！ でも、嬉しお言葉ありがとうございます！ これからもよろしくお願いします！ (2018年7月12日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - もしも夢主ちゃんの感情が前世の所為でなかったらというので感情のない夢主を周りはどう思っているかです。長くてすみません。桜さんの作品は本当にリスペクトです。これからも頑張ってください！長文失礼しました。 (2018年7月12日 18時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜
| 作成日時：2018年5月3日 18時
