標的９２‐３＊髪アレンジ ページ21
《スクアーロside》
貴「できました！」
Aの声に鏡を見れば、首元で結われてるのが見える。
崩さないよう、それに触れる。
ス「三つ編みにしてんのか？」
貴「はい。首元で結って後ろに流してます。」
首を捻って見れば、確かに首元から三つ編みが垂らされてる。
貴「ふふっ。他にもやってもいいですか？」
ス「まだやる気かぁ！」
それからもAは俺の髪を結っていた。
強く縛ったり、引っ張ったりいねぇように気を遣ってるのが、すぐに分かった。
貴「どうですか？」
ス「ハーフアップかぁ？ 俺よりお前の方が似合うだろ？」
貴「じゃあこれは？」
ス「三つ編み足しただけじゃねぇかぁ！」
貴「これは？」
ス「………よく団子にできたなぁ。」
楽し気に笑いながらAがアレンジをする。
少しすれば満足したのか、俺の隣に座りなおした。
貴「ふふっ。誰かの髪をアレンジしたのって、なんだか久しぶりです。」
そう言って笑う顔見てりゃ、「まぁいいか」って思っちまうんだよなぁ。
ス「じゃあ、今度は俺がやってやる。」
貴「はーい！」
さっきまでとは逆に、俺がAの後ろに立つ。
その髪を手に取れば、さらりと零れる。
ボスさんのために綺麗に伸ばそうとしてるんだろうなぁ。
その綺麗な茶色の髪をアレンジしていけば、Aは喜びを見せる。
いくつかアレンジをし、Aが気に入った髪型にしておく。
貴「ありがとうございます。スクアーロさん。」
ス「おぅ。」
貴「ふふっ。似合います？」
ス「あぁ。似合ってんぜぇ。」
崩さないよう撫でてやれば、嬉し気な笑みを見せる。
やってやった甲斐がある。
自然と俺まで笑みが浮かび………
バリィィィ！
ス「何すんだぁ！」
………そうになった時に、頭にいつもの衝撃が走った。
Ｘ「何してる。」
貴「スクアーロさんと髪のアレンジしてたんです。」
「スクアーロさんがしてくれたんです」そう言って、ハーフアップの髪を見せるA。
左右の髪を頭の後ろで結い、クルリと回転させている。簡単なアレンジだ。
ハーフアップにすると、自然と上品さや可憐さが見えるんだよなぁ。
Ｘ「悪くねぇ。」
貴「良かった！」
それからは、その髪型を気に入ったようでよく見かけた。
…………あぁ゛。XANXUSにはAが髪を気にする理由は黙っとくか。
【スクアーロと髪型アレンジ；END】
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桜(プロフ) - にくまんさん» ものすごく書きたいですっ……！ ですが、せっかくなので、それは本編の方で書こうと思います。いつになるか分かりませんが、続けていくことができれば本編の方で掲載します。 ありがとうございます。またよろしくお願いします！ (2018年4月26日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん(プロフ) - 栗ボスちゃんが生まれた時や、妊娠中の話が読みたいです！ (2018年4月25日 21時) (レス) id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - campanaさん» VARIAとの対面ですね！ 了解です。リクエストありがとうございます。これからもよろしくお願いします！ (2018年4月24日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
campana(プロフ) - リクエストで、栗ボスと包容ヴァリアーが原作ヴァリアーに行くのが見たいです。よろしくお願いします！いつも面白い作品ありがとうございます！！ (2018年4月23日 22時) (レス) id: 04f37541ec (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - わんセグさん» ありがとうございます！ 霧組がカッコよくなりそうですねｗ リクエストありがとうございます。これからもよろしくお願いします！ (2018年4月1日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2018年3月13日 19時
