標的８０‐４＊無痛症 ページ5
突然始まった、ボンゴレの後継を決める戦い。
その所為で、リボーンからは修行を受けることになった。
バジル君とのスパーリングでも痛みはなくて、リボーンにストップをかけられることもあった。
体力を消費して息を乱すくらいで……。
バ「大丈夫ですか？ A殿。」
貴「うん。平気。」
守護者の皆の戦い。
ハラハラしながら戦いを見守った。
そして迎えた、私の戦いの日。
相手は、ボンゴレ独立暗殺部隊『VARIA』首領、XANXUSさん。
彼への思いに揺らぐけれど、それでも、ぶつかることを決めた。
壁へ投げつけられても、痛みはない。
殴り飛ばされても、痛みはない。
痛みを感じない体で、ただXANXUSさんへ向かう。
ただただ体力を消費していく。自分で分かるのはそれだけ。
その中で、見つけた『零の境地』
XANXUSさんの炎を自分の力に変える『零地点突破・改』
死ぬ気の炎を凍らせる『零地点突破・初代エディション』
その氷で凍らせたXANXUSさんの両手。
ガッ……！
ドッ……！
体力を消耗した同士、拳でぶつかり合う。
疲労以外、何も感じない。
グサッ！
XANXUSさんの手の氷が、私の肩を貫いた。
けれど痛みはなくて、貫かれたまま体を捻り、拳を繰り出した。
戦いは、私の勝ちで終わった。
色々とXANXUSさんに言って、その傍に座り込む。
皆が周りにやって来る。
デ「A！ 大丈夫か！？」
貴「え………？」
ディーノさんがすごく慌ててる。
それに首を傾げる。
どうして、そんなに慌ててるんだろう……？
デ「あんな戦い方アブねーだろ。」
獄「十代目、すぐ手当てを！」
………あぁ。そういうことか。
貴「平気……。痛くないから……。」
Ｘ「血ダラダラ流して言う台詞じゃねぇな。」
べ「そーそっ。」
すぐに傍に立ったリボーン。
その表情は、いつもみたいな余裕を感じさせない。
貴「無痛症だから、別に………」
リ「A。すぐ手当てだ。」
知ってる獄寺君と山本以外が驚いた顔をする中、リボーンの言葉に何とか頷いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 459人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 互いに別の想いから夢主を大切に想っている二人ですから！ いつだってボスには惚れちゃいますね！ (2020年2月7日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - このストーカーから主人公を守る話面白いですXANXUSとリボーンが揃って銃を構えて恐ろしいことをいうところが特にでも最後はXANXUSが助けたけどなんか惚れ直しちゃう (2020年2月6日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - イヴさん» 恋人シリーズが増えますね！ 了解しました。掲載までに時間がかかりますが、のんびり待っていただけるとありがたいです。どういう話になるのか今から作者もドキドキです！ 応援ありがとうございます！ 頑張ります！ (2018年2月23日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - どうも！リクエストよろしいですか？骸と雲雀さんの『もしも恋人』の続編と、新たにもしも炎真が恋人だったらを是非お願いします！！ささやかな願望ですがお願いしますm(__)m！そしてこれからも応援しています！！ (2018年2月22日 12時) (レス) id: 1c53e8f3ec (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 理玖さん» ありがとうございます！ 2つとも続編ですね。作者としてもどうなるか分からなくてドキドキですっ！ 楽しんでもらえるよう頑張ります！ (2018年2月15日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜
| 作成日時：2018年1月20日 18時
