標的７１‐１＊夢主とXANXUSと原作XANXUSと ページ10
【夢主とXANXUSと原作XANXUSと】
もう慣れたように、こっちへやって来た別の世界のXANXUSさん。
珍しくXANXUSさん1人だけだった。
それに驚きもしたけれど、また話ができるのは嬉しいとも感じた。
Ｘ(原)「こっちの俺はどうした？」
貴「お仕事中です。」
今は執務室で仕事をしてる。
ちなみに、私がいるのは書庫。
皆さんも忙しいから、書庫には私1人だけ。
書庫に誰かが来ることはあまりない。
ここで本を読んでた時、急に煙が立ってXANXUSさんがやって来た。
それが分かってXANXUSさんは私の隣に座る。
Ｘ(原)「何読んでた。」
貴「専門書を少し。でもやっぱり難しくて……」
色んな知識は頭に入れておくに越したことは無い。
そう思って、色んな本を読んでる。
何の役に立つかは分からないけれど、知らないよりはずっと良いと思ってる。
XANXUSさんが私の手元を覗き見る。
Ｘ(原)「これか……。分からねぇところは教えてやる。」
貴「いいんですか？」
Ｘ(原)「あぁ。」
XANXUSさんは色んな知識を持ってる。
それを教えてくれるのはすごく嬉しい。
一緒に読んで、考えて――
そうできることは、私の頭で色んな考えが浮かぶことにも繋がってる。
Ｘ(原)「お前とこうして話すのも珍しいな。」
貴「そうですね……。いつも他にも皆が居たりして。」
Ｘ(原)「こっちの俺とは妬けるくらい仲睦まじいだろう？」
貴「！」
ニヤリと笑みを浮かべて言う言葉に、恥ずかしくなる。
ちょっと顔が熱い……。
Ｘ(原)「これは？」
そう言うXANXUSさんが手に取ったのは、1冊の本。
貴「あ、料理本です。今度何か作ろうと思って……」
Ｘ(原)「俺に、か？」
貴「っ！ 皆にですっ……！」
XANXUSさんに作ることもあるけど……。
ルッス姐とも一緒に食事やお菓子を作ることがある。
楽しい時間。
Ｘ(原)「今度、俺にも何か作れ。」
貴「はいっ！」
フッと笑うXANXUSさん。
何がいいか、好み、そういう話をする。
でも、こっちのXANXUSさんとあまり変わらないみたい。
これなら作りやすいかな……？
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 全てを原作通りの関係性にしちゃ面白くないし、夢主の個性が出ないと思ったので。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2019年12月28日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - まず原作ではあり得ないことですよね？まぁ原作は主人公が男の子だからしょうがないこの小説の主人公はツナの成り代わりで女の子だからXANXUSと恋人同士になったりVARIAや骸と仲良く友達になったりしてますね？読んでて面白いです (2019年12月26日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» そうですね。 書き始めた時からXANXUSにとっての唯一無二であるといいな思っているので、そうあれていると嬉しいです。 (2019年12月24日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - なんだかこのXANXUS主人公がものすごく好きなんですよね？後ろから抱きついたりもう私もドキドキしちゃいますよ (2019年12月23日 18時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 作者も書いてて「あり？」ってなりましたｗ 最後はドタバタっていうのもまぁいいかなって思い直してやり切りました！ｗ (2019年12月22日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年11月26日 19時
