標的７６‐５＊原作 ページ36
《沢田綱吉side》
露天風呂から上がって、一度広間に皆が集まった。
状況が分からない京子ちゃんとハルにも、ちゃんと説明した。
ボンゴレとかマフィアのことを話す時よりは、楽に話せた。
Aちゃんが別の世界のオレだって知って、すごく驚いてたけど。
当然だよね。
でも、笑顔なAちゃんとすぐに打ち解けてた。
十年後の皆って、今よりずっと大きいから驚いて何も言えなくなる。
リボーンが、広間にこっちの世界のXANXUSを連れて来た。
さすがに驚いた顔してた。
山(包10)「じゃあ、旅行中だったのか。」
綱「うん。こんなことになるなんて思いもしなかったけど……。」
フ(包10)「そりゃそうですよー。ミーたちだって思ってませんでしたし。」
炎「十年でこうなるんだね……。」
水「全然ちげーんだな……。」
Aちゃんや京子ちゃんたちの方だけ、空気が違うみたい。
すごく楽し気だ。
リ「戻るまではこのままだな。」
結局、大きく事態が変わることもなくて。
オレたちは広間で夕食を食べることになった。
長いテーブルに乗せられてる料理。
長い辺の一番端にはオレ。隣は獄寺君、山本って続いてる。
オレの前にはAちゃん。その隣は当然のようにXANXUS。
Ｘ「離れる気もねぇな。」
Ｘ(包10)「ったりめぇだ。」
あはは……。
もう、いつものことだ。
皆がそれぞれ料理を食べてる。
べ「Aさ、やっぱボスの飯作ったりしてんの？」
結婚、してるんだよね……。
前に来た時それを知った。
それなら手料理作ったりってするのかな？
オレも思って、ちらりとAちゃんを見る。
……………………。
あれ……？
Aちゃんが項垂れてる。
べ「Aー？」
べ(包10)「すげー偶に、だよな？」
獄(包10)「そもそもに十代目はお忙しいからな。」
ル(包10)「VARIAに来た時には一緒に作ることもあるけれど、それも偶にだもの。」
それもそっか……。
Aちゃんはボスなんだし、きっと忙しい。
それで料理をする時間もないだろうし……。
フ(包10)「でもでもー、ボスの誕生日には全部作ってますよねー。」
ス「そういう日ぐれぇなぁ……。」
山「ハハ！ やっぱ仲良しなのな。」
ボスって自分でやりたいこともできないような……。
背負うものが大きいから、望み取りにもいかないと思う。
好きな人との時間も、そうなのかな……。
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 全てを原作通りの関係性にしちゃ面白くないし、夢主の個性が出ないと思ったので。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2019年12月28日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - まず原作ではあり得ないことですよね？まぁ原作は主人公が男の子だからしょうがないこの小説の主人公はツナの成り代わりで女の子だからXANXUSと恋人同士になったりVARIAや骸と仲良く友達になったりしてますね？読んでて面白いです (2019年12月26日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» そうですね。 書き始めた時からXANXUSにとっての唯一無二であるといいな思っているので、そうあれていると嬉しいです。 (2019年12月24日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - なんだかこのXANXUS主人公がものすごく好きなんですよね？後ろから抱きついたりもう私もドキドキしちゃいますよ (2019年12月23日 18時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 作者も書いてて「あり？」ってなりましたｗ 最後はドタバタっていうのもまぁいいかなって思い直してやり切りました！ｗ (2019年12月22日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年11月26日 19時
