標的７６‐４＊原作 ページ35
《沢田綱吉side》
綱「えっと……つまり前と同じってこと……？」
獄「全員十年後っスからね……。」
突然の煙が晴れて見えた人たち。
その人たちに全員口が開いたんだけど……。
これって、色々大丈夫なのかな……？
まぁ、別の世界の皆に会っても大丈夫だったから、それが十年後でも大丈夫………なのかな？
山(包10)「ハハ！ そっか。十年前はこんなだったな。」
獄(包10)「お前は昔っから変わらねぇ。」
そう言い合って笑ってる、十年後の獄寺君と山本。
今よりずっと大人びてる。
ル「十年経ってもお肌のお手入れはちゃんとしてるみたいね。」
べ(包10)「ししっ！ 十年経っても変わらねぇカマっぷりってことじゃね？」
フ(包10)「ルッスセンパイは人外カラフルさんですからねー。」
ル(包10)「酷いわよ！ あんたたち！」
あはは……。
『VARIA』はなんだか、今までとあんまり変わらないや……。
あのカエル帽を見ると、十年後なんだって思うけど……。
ス「またかぁ……。」
ス(包10)「らしいなぁ……。」
レ「驚くことではないと思ったが、十年後を見せられるとは……。」
べ「レヴィは変わらねぇよな。」
レ(包10)「ぬっ……」
マ「ベルは髪型が変わってるけどね。」
炎「これって前にもあった……？」
水「別の世界か？」
綱「うん。前の皆より十年経ってるけど……。」
だからなのかな。こっちはマーモンが居て、向こうにはフランが居る。
ふと見れば、こっちとは違う隊服を来て髪も下ろしてるXANXUSがいる。
周りを見て眉間に皺を寄せる。
了(包10)「ここに居るのはお前たちだけか？」
綱「はい。あ……クロームと京子ちゃん、ハルも来てますけど……。」
獄(包10)「部屋であのバズーカに当たったなら、こっちの十代目と髑髏も居るはずだ。」
向こうの獄寺君がすぐに表情を変えた。
Aちゃんを心配するような……。
でも思うままに動こうとはしなくて。
なんだか、すごく落ち着ている……。
ちらりと見れば、こっちの獄寺君が睨むように向こうの獄寺君を見てる。
べ(包10)「ま、近くに居るなら心配ねーと思うけど。」
「皆ー。そっちに居る―？」
壁向こうから聞こえて来た声。
知ってるそれに、全員の視線が向く。
Ｘ(包10)「A。」
貴「あ、ザンの声。」
安心したような声。
XANXUSの雰囲気が微かに柔らかなものに変わった。
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 全てを原作通りの関係性にしちゃ面白くないし、夢主の個性が出ないと思ったので。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2019年12月28日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - まず原作ではあり得ないことですよね？まぁ原作は主人公が男の子だからしょうがないこの小説の主人公はツナの成り代わりで女の子だからXANXUSと恋人同士になったりVARIAや骸と仲良く友達になったりしてますね？読んでて面白いです (2019年12月26日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» そうですね。 書き始めた時からXANXUSにとっての唯一無二であるといいな思っているので、そうあれていると嬉しいです。 (2019年12月24日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - なんだかこのXANXUS主人公がものすごく好きなんですよね？後ろから抱きついたりもう私もドキドキしちゃいますよ (2019年12月23日 18時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 作者も書いてて「あり？」ってなりましたｗ 最後はドタバタっていうのもまぁいいかなって思い直してやり切りました！ｗ (2019年12月22日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年11月26日 19時
