標的７６‐２＊原作 ページ33
《沢田綱吉side》
簡単にいって、京都旅行ってことだった。
なんでも、九代目に日本の和を感じてもらおうってことらしいんだけど。
オレたちも色んな所を巡れるから、それは嬉しい。
九代目だって、いつでも旅行はできないだろうから。
京都に着いた午後。
そこから観光地に行ったり、色んなお店を見て回ったり……。
明日は皆で着物を着てみようって話になった。
時間はあっという間に過ぎる。
リ「ここが今日泊まる旅館だぞ。」
炎「わっ……！」
山「へぇー！ すげー！」
了「なかなか良い所ではないか！」
和風な感じの旅館。
普通の旅行じゃ泊まらないと思うような、ちょっと高そうな場所だ……。
部屋は男女で別れる。
京子ちゃん達は楽しそうで盛り上がってた。
良かった……。クロームも楽しそうだ。
リ「夕食前に風呂に入っとけよ。」
リボーンにそう言われて、さっそく露天風呂に。
広い露天風呂。
山「気持ちいいのなー。」
水「こんなとこ、初めてだな…。」
炎「うん。今度はアーデルたちも一緒に来れるといいね。」
のんびりゆったりできる温泉。
体から力が抜ける。
気持ちいい……。
「ゲッ。何でコイツらがいんの？」
「なぬっ！ 貴様らは！」
知ってる声が後ろから聞こえた。
見たくない。後ろからの視線が痛い……。
獄「てめぇらは『VARIA』！」
了「おぉー！ お前達も来ていたのか！」
ギギッって音を立てて首が後ろに回る。
居た……。
XANXUS以外の『VARIA』メンバー。
獄「なんでてめぇらがここに！」
ル「ちょっとした旅行よぉ〜。」
山「ん？ XANXUSは来てねーのか？」
ス「部屋だぁ。揃って温泉になんざ入らねぇからなぁ。」
嫌な人たちと重なったぁ！
今にも水の掛け合いでも始まりそうな空気。
もう出よう！
そう決めた時だった。
ボフンッ！
露天風呂に白い煙が立ち込めた。
標的７６‐３＊原作→←標的７６‐１＊原作シリーズ7 十年後夢主と十年後XANXUS、ツナ達の元へ
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 全てを原作通りの関係性にしちゃ面白くないし、夢主の個性が出ないと思ったので。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2019年12月28日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - まず原作ではあり得ないことですよね？まぁ原作は主人公が男の子だからしょうがないこの小説の主人公はツナの成り代わりで女の子だからXANXUSと恋人同士になったりVARIAや骸と仲良く友達になったりしてますね？読んでて面白いです (2019年12月26日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» そうですね。 書き始めた時からXANXUSにとっての唯一無二であるといいな思っているので、そうあれていると嬉しいです。 (2019年12月24日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - なんだかこのXANXUS主人公がものすごく好きなんですよね？後ろから抱きついたりもう私もドキドキしちゃいますよ (2019年12月23日 18時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 作者も書いてて「あり？」ってなりましたｗ 最後はドタバタっていうのもまぁいいかなって思い直してやり切りました！ｗ (2019年12月22日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年11月26日 19時
