標的７４‐１＊もしも、非道に遭っていた夢主をXANXUSが助けたら……？ ページ23
【もしも、非道に遭っていた夢主をXANXUSが助けたら……？】
《XANXUSside》
カツッ、カツッと靴音が響く。
壁は汚れ、人が倒れ、あちこちから煙が立つ。
その中を、足を進め先へと向かう。
べ「ボス―。終わったよ。」
マ「こっちももう何もないよ。」
Ｘ「あぁ。」
合流したベルとマーモン。
それに一瞥くれ、先へと向かった。
＊
数日前。ジジイに呼び出され、ある仕事を頼まれた。
九『エストラーネオファミリーの生き残りが、今も活動しているという噂があってね。』
禁弾を言われる憑依弾を作り、‟人でなし”のレッテルを貼られ、非道を繰り返したファミリー。
そして、何者かに潰されたらしい。
そこの残りか……。
もしそれが事実なら、見過ごせるものではない。
そんな噂がボンゴレの耳に入る程近いなら尚更。
俺はすぐ情報を集め、根城らしき場所へベルとマーモンを連れ向かった。
戦闘員は少なく、アジトは簡単に潰せた。
ここのカスは全員カッ消し、アジトを見回る。
Ｘ「……………？」
その一室。
ロクでもないことに使われていただろう部屋。
いくつものファイル。散らばった書類。
落ちていた書類を拾う。
Ｘ「！」
これは………。
何に使うのか考えたくもない機器が部屋に置かれている。
そして、その奥………。
マ「幻覚で隠してるけど、扉だね。」
べ「隠し部屋？」
マ「たぶんそうだよ。術師が死んでかなり弱くなってる。すぐに消えるだろうね。」
幻覚を破り、その隠し扉を開けた。
暗い部屋に差し込んだ光。
部屋の中にある複数の気配。
小さく身を固める者。倒れている者。
その中で……
まっすぐに俺を見る、目があった。
「……ぁ……れ…？」
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 全てを原作通りの関係性にしちゃ面白くないし、夢主の個性が出ないと思ったので。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2019年12月28日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - まず原作ではあり得ないことですよね？まぁ原作は主人公が男の子だからしょうがないこの小説の主人公はツナの成り代わりで女の子だからXANXUSと恋人同士になったりVARIAや骸と仲良く友達になったりしてますね？読んでて面白いです (2019年12月26日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» そうですね。 書き始めた時からXANXUSにとっての唯一無二であるといいな思っているので、そうあれていると嬉しいです。 (2019年12月24日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - なんだかこのXANXUS主人公がものすごく好きなんですよね？後ろから抱きついたりもう私もドキドキしちゃいますよ (2019年12月23日 18時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 作者も書いてて「あり？」ってなりましたｗ 最後はドタバタっていうのもまぁいいかなって思い直してやり切りました！ｗ (2019年12月22日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年11月26日 19時
