標的７９７＊いざ ページ26
ア「誇りとは人それぞれ異なるもの。ならば戦う者同士で懸ける誇りを提示し、その誇りにあった勝負方法で戦うというのはどうだ？」
誇りで戦いとルールを決めるということ。
それぞれの誇りと、それぞれの戦い。
獄寺君と笹川先輩を見れば、頷きを返してくれる。
貴「………分かった。」
ここはシモンのテリトリー。
………向こうに分がある。
ここに乗り込んできたのは、私たちだから…。
ア「我々の指示に従わなければ、戦いには応じられない。道は1本。1つのゴールを目指して歩いてもらう。」
獄「なに！？」
炎「この島にはシモンファミリーの歴史が刻まれている。それはつまりシモンが受けた苦しみの歴史だ。1つひとつ、その足で味わいながら僕のいるゴールを目指すんだ。」
私たちのすぐ近くにある門。
ここから一本の道を進む…。
シモンが完全覚醒するまで、あと6日。
急がなきゃいけない。
炎「じゃぁね。」
貴「炎真君！ 待って！」
振り返ることもなく、去ろうとする炎真君。
それでも、少しでいい。話をしたい。
貴「待って！」
後を追うように、死ぬ気丸を呑んだ。
ゴアァッ！！
格段に上がった炎圧。変わったグローブの形状。
それでも炎真君は「楽しみにしてる」と言い、背を向ける。
ゴウッ！
すぐ飛んだ。
でも………
ガッ……！
さっきまでシモンが居た場所。
そこに足を着けた時には、全員の姿がなかった。
消えた……？
あっと言う間にいなくなった。
どこに……？
このまま飛んで進みたい。
貴「っ………」
駄目…。
皆がいる。
今は、シモンの指示に従って進むしかない。
貴「フッ…」
一度息を吐いて、すぐ皆の元へ戻る。
貴「行こう！」
獄「はい！」
了「うむ！」
それぞれVer.アップしてる。
新しいリング。その力に、私も驚いた。
ランボは一緒に来たけれど、まだVer.アップはできてない。
らうじ敵になったことも、きっと分かってない。
連れてきたけど、戦わせたくない……。
私たちは頷き合って、足を進めた。
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桜(プロフ) - 猫髪さん» 大きく成長してる獄寺君ですね。カッコいいです！ これからも頑張ります！ (2017年11月3日 17時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫髪 - ごっきゅんカッコイイネ！ス「かっこよくてもその呼び方なんだなぁ」おぉ 久しぶりスク 今日を合わせて3連休よ ス「面倒な宿題あるけどなぁ」そうなんだよ 作品展でつくるななんか設計図的ななんかよ 面倒だね これからも頑張ってください！ (2017年11月3日 14時) (レス) id: ca78c9dada (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - わんセグさん» なんでなんでしょうね？ｗ 原作でも思いましたけど……。 (2017年11月1日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
わんセグ - しとぴっちゃん怖いです。なんでそんなに詳しいのか。しかも幼少の頃も知ってるって・・・。一瞬ゾワッとしました。更新楽しみに待ってます。 (2017年11月1日 18時) (レス) id: 516a837241 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 猫髪さん» これからは色々ありますね。ありがとございます。気を付けます！ (2017年10月29日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年9月15日 17時
